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ガン・悪性腫瘍

抗がん剤の毒性は正しい基準に基づいて評価される

 

抗がん剤の有害事象には国際的な評価基準があり、これに基づいて客観的な評価が行われます。

 

毒性評価基準                 

抗がん剤の毒性は正しい基準に基づいて評価される必要があります。

現在国際的な評価基準として用いられているのは米国国立がん研究所が定めたものです。

この共通毒性基準は全身症状から心臓腎臓肝臓膵臓消化器などすべての臓器、血液内分泌神経皮膚聴覚視覚など全身のあらゆる部分について有害事象の有無をチェックします。

それをグレード1から5までの5段階に分けて評価を行い、評価項目の中には感染や疼痛なども挙げられています。

 

 

基準のないチェックは無意味?         

これまでの日本では共通基準に基づく有害事象の評価を行っておらず、多くの有害事象においてそれが「あるか」「ないか」や「軽いか」「重いか」程度の評価でした。

しかし、「吐き気があった」「下痢をした」だけではきめ細かい対応ができません。

そのため、感覚的に判断するだけではなく根拠を持った基準で判断することが必要とされたのです。

有害毒性の中には疲労のように客観的評価が少し難しいものもありますが、ほとんどの項目については評価に迷うことはありません。

 

 

血中カリウム濃度や好中球数のように検査で数値がでるのはもちろんのこと、そうでないものも基準は明快になっており、症状が表れる回数や治療が必要になるかなどが判断材料になります。

 

 

 

 

(Photo by //www.ashinari.com/2010/04/06-035652.php)

著者: albaitinさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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