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ガン・悪性腫瘍

抗がん剤の投与で起きる骨髄抑制

 

骨髄抑制はほとんど全ての抗がん剤の有害事象として表れます。

 

出現時期と感染症の問題             

ほぼ全ての抗がん剤が好中球を減少させ、それに伴う感染対策は化学療法において最も重要な課題の一つです。

減少速度などは抗がん剤によって異なりますが一般的には7~14日に最低化します。

白血球が2000/μLに減少すると防御機能が低下してしまい感染しやすい状態になります。

主な感染症は口内炎や肺炎、胃腸炎、敗血症などで白血球数が1000/μL、好中球数500/μL未満になると肺炎や敗血症のリスクが急速に高まります。

好中球が減少した場合外部からの感染もありますが、それよりも自分の体内に常在している菌に感染する日和見感染にも注意が必要です

 

治療によるリスクの違い             

骨髄抑制の強さは使用する薬によって異なります。

基本的に完治を目指して化学療法をする場合は高用量の抗がん剤を投与するため、骨髄抑制も強く表れます。

それに対して延命や緩和を目的とする場合は患者さんの生活が第一になりますので有害事象が強く表れるほどの用量は投与しません

 

 

骨髄抑制には投与を繰り返すにつれて徐々に強まる傾向があります

必ずそうなるとは限りませんが回を重ねるにつれて表れ方は速く、回復は遅れがちになることが多いですのでケアする側としてもその傾向を熟知しておく必要があります。

 

(Photo by //www.photo-ac.com/main/detail/1395?title=)

著者: albaitinさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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