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生活習慣病

腸内細菌の内容が違う?1型糖尿病の発症に関係するかもしれない、腸内細菌バランス

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免疫システムは生きる上で非常に重要ですが、時にそれが誤作動を起こすことがあります。よく知られているのは花粉症などでしょうか?そして1型糖尿病もこの誤作動によって起こるものと考えられています。

免疫システムの誤作動でベータ細胞が破壊

1型糖尿病は、糖を処理するインスリンが分泌されないことで起こります。
それはインスリンを出す、膵臓のベータ細胞が破壊されてしまっているからです。
これが免疫システムの誤作動によるもので、自分の体を守るはずのシステムが、間違って自分の体を攻撃してしまいます。

さて、この一連に腸内細菌が関わっている可能性があることが、分かってきています。
 

小児の1型糖尿病と、腸内細菌の関係

オランダの大学で行われた研究で、小児が発症する1型糖尿病と、腸内細菌の関係を調べたものがあります。

研究では、1.34.6歳の

28人の1型糖尿病発症の小児

27人の健康児

の糞便を採取してもらい、研究所に郵送されてきたそれから、腸内細菌を調べ比較しています。
 

分析の結果、

健康児の腸内細菌は、

種類が豊富で

バランスがよい

特に酪酸産生菌が多い

 

1型糖尿病児の腸内細菌のバランスは、

健康児程種類の多さがなく

それぞれの腸内細菌の割合も異なる

酪酸産生菌が少ない

ことが分かりました。特に酪酸産生菌の多さが目立ったことから、酪酸産生菌が1型糖尿病発症において重要なポジションを占めていることが予想されています。
 

どちらが先かはまだわからない

これだけを見ると腸内細菌のバランスが崩れることが、1型糖尿病の発症に関係しているように思うでしょう。
しかしながら、この腸内環境の悪化が1型の発症につながったのか、1型を発症したから腸内環境が崩れたのかは分かりません。
そもそも糖尿病という診断は、人が勝手に区切りをつけているものです。
そのため体からすれば、腸内細菌のバランスが崩れた時点で、発症しているのと同じ状態なのかもしれません。

ただ、いずれであっても1型糖尿病を解明する大きな足掛かりにはなっていきそうです。
(参考:Gut Bacteria in Young Diabetic Kids Show Differences)

(Photo by:写真AC

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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