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生活習慣病

糖尿病患者はお酒を飲んだ方がよい?キニナル、糖尿病合併症と飲酒の関係とは

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適度なアルコールは健康をもたらしてくれると知られています。さてそれは糖尿病の患者さんでも同じでしょうか?糖尿病とアルコール摂取の関係についてご紹介します。

そもそも糖尿病患者はお酒を飲んでいいの?

糖尿病だからといって、アルコールを飲んではダメということはありません。
そもそも糖尿病だから食べてはいけないものがあるわけではないのです。
量などを制限すれば、どんなものでも食べて大丈夫です。

ただ、お酒は糖質を含むものが多くあります。そのため摂取量には気をつけなければいけません。

さらに、アルコール自体も糖尿病患者さんにはあまり向きません。肝臓は体にとっての毒であるアルコールの分解を優先します。
そのため、肝臓からブドウ糖を放出させる働きが後回しにされ、糖に関する正常な働きが得られないことがあるのです。
 

お酒は飲んだ方が良い傾向?

さて、糖尿病患者であっても飲酒が禁止されていないということで、アルコールと糖尿病の関係についてです。

健康な人においては、適度にアルコールを摂取することは、全く飲まないあるいは飲み過ぎる人よりも病気のリスクを減らすとされています。

ここでひとつ、大規模な糖尿病に関する試験をご紹介します。

ADVANCEという試験で、20か国11000人以上の糖尿病のハイリスク患者が参加した試験です。
糖尿病全般に関するデータが集められ、治療法や生活習慣、アルコールなどについて調べられました。

これでは、適度のアルコール摂取が、

目の合併症

腎臓の合併症

を軽減する効果が期待できるとされました。

しかし、

心臓発作

脳卒中

などの大血管の合併症のリスクを下げるということとは関連づけられませんでした。
ただし、これらの結果は科学的根拠とまで言えるほどではないようです。

適度なアルコールを飲もう…とまではいかない

今お酒を飲む習慣がない人が、適度にお酒を飲むべきとまで、はっきりした結果が出ているわけではありません。
お酒を飲む場合には適量を守り、食事療法の一環として担当医への相談が欠かせません。
(参考:Impact of visit-to-visit glycemic variability on the risks of macrovascular and microvascular events and all-cause mortality in type 2 diabetes: the ADVANCE trial)

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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