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生活習慣病

インスリンがアルツハイマーの治療薬になる?高血糖とアルツハイマーの関係とは

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糖尿病とアルツハイマーの関係について言われることがあります。影響のメカニズムは色々と言われることがありますが、糖尿病を発症すると、アルツハイマーになりやすくなるというのです。

糖尿病でアルツハイマー

糖尿病は血糖値コントロールがうまくできなくなる病気です。
それによって血管が障害を受けるため、全身に影響が出ます。これは脳においても例外ではありません。
特に元々脳はぶどう糖を大量に消費する場所です。そのため、糖尿病の状態が脳に悪い影響を与えるというのも、なんだか納得がいきます。
 

インスリンでアルツハイマーが改善される?

さて、糖尿病とアルツハイマーの関係が示されたところで、注目されていることがもう一つあります。

それが、インスリンがアルツハイマーの改善に役立つというものです。
インスリンというのは本来膵臓から出るホルモンであり、血糖値を抑える効果を持っています。
糖尿病においても、インスリンが血糖値をコントロールする治療薬として使われていますよね。

アメリカの研究>

アメリカで行われた研究があります。

 

被験者は60人の大人で、軽度の認知症あるいは中度の認知症と診断された患者です。これらを対象にして、インスリンの効果を調べています。

21日間にわたって、一定量のインスリンを点鼻した被験者と、ニセの薬を使用した被験者で分析しました。

結果>
インスリンを用いた被験者群の方が、短期的に言語情報や視覚情報の処理能力が改善したということです。
 

インスリンというと注射のイメージが強いかもしれません。ですが研究では点鼻薬(鼻スプレー)の形が用いられています。
 

ひとつの治療法になっていくかも

まだ研究段階の、アルツハイマーの治療法ではありますが、現時点で何も治療法がないアルツハイマーにおいては非常に明るい兆しかもしれません。
しかも鼻にスプレーをするという簡易な方法ですから、その点では実用化へのハードルは低いと言えるかもしれませんね。
(参考:Nasal Spray with Insulin Equivalent Shows Promise as Treatment for Adults with Mild Cognitive Impairment, Alzheimer’s Dementia)

(Photo by:写真AC

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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