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生活習慣病

母体が高血糖のとき、低血糖のとき、胎児への糖の流れはどうなっているの?

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糖はエネルギーです。それは母体にとってもそうですし、胎児にとってもそうです。出産にはエネルギーをたくさん使いますから、糖はとても大事な栄養素と言えます。

糖尿病と胎児

母体と胎児はへその緒でつながっています。へその緒を血液が通って、栄養や不要物などをやり取りしているのです。

 

だからこそ、糖尿病の状態は胎児にとっても問題です。
すでに糖尿病を発症している場合もそうですし、そうでなくても妊娠をきっかけにして糖尿病を発症することもあります。

 

血糖値を安定させられないことによって、血糖値が上がりすぎてしまう、下がりすぎてしまうなどします。
 

母体→胎児 糖が移動する流れ

母親が食べ物から摂取したエネルギー(糖)は、子どもが成長するために必要です。
母親の最大の責務は、胎児にエネルギーを送り届けることと言えるかもしれません。

 

ただ、血糖値が安定しない場合にはそううまくはいかないかもしれません。

母体の高血糖の場合>

耐糖機能が悪い場合、血糖値が上がると高止まりしません。
その場合胎児にどんどん糖が送られることになります。これはいわば過食の状態です。
成長していくことが仕事の胎児はこれを拒否することはありません。

・受動的に糖を吸収する胎児

このときの胎児の糖の吸収は受動的吸収です。胎盤を通して、血糖値を母親と同じレベルに揃えようとします。

母体の低血糖の場合>

何も食べ物を口にしない就寝時などは、母体に低血糖が起こりやすくなります。

しかし、夜だからと言って胎児が眠っているわけではありません。
ママが寝ている間も胎児は成長しており、低血糖だろうがなんだろうが関係なく、糖を吸収していきます。

 

・能動的に糖を吸収する胎児

母体が低血糖になったからといって、胎児も低血糖になってしまうと、胎児は非常に危険です。
それを避けるために胎児は能動的にも糖を摂取します。母体の血糖値に関係なく、胎盤を通して糖を取り込むのです。
 

どちらも胎児を危険にさらす

高血糖はありあまる糖をそのまま胎児に送ってしまいます。
それは胎児の巨大児のリスクを高め、胎児のリスクを高めます。
一方低血糖に陥っても、ある程度胎児は自分でリカバリーできます。それでも母体が危険な状態であることに変わりはないですし、それが胎児に良いとは言えません。

 

いずれにしろ妊娠時には、例え糖尿病をその前から発症していなくても血糖値に気を配らなければいけないということになります。
(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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