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謎のウイルスが日本に襲来!子どもに襲い掛かる「エンテロウイルスD68」

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「子どもに起こる原因不明の麻痺」というと、ちょっと怖いかもしれません。
ですが、これを引き起こすウイルスが日本で発見されているのを知っていますか?

今回は、現在日本に襲来している、子どもに襲い掛かる「エンテロウイルスD68」について詳しくご紹介します。

 

エンテロウイルスD68とは?

「エンテロウイルスD68」というウイルスの感染が報告されています。

 

2015年の8月以降、日本の各地で「原因不明の体の麻痺」を訴える子どもが相次ぎました。
同じようなケースを期間を限定して集計すると47人の子どもが確認され、その内2人からエンテロウイルスD68が検出されたそうです。

 

また都内の小児総合医療センターに喘息のような症状で搬送された子ども150人のうち、20人以上でこのエンテロウイルスが検出されてもいるそうです。

 

これは昨年に全米で1000人以上が感染し、「謎のウイルス」と呼ばれたウイルスと同じです。
アメリカではこのウイルスの感染で死亡者も報告されています。

 

 

エンテロウイルスD68ってどんなウイルス?

注目が集まっているエンテロウイルスD68について、もっと詳しく見てみましょう。

 

エンテロウイルスって?

ここで注目しているのはD68という型ですが、そもそもエンテロウイルスは腸内で増殖するウイルスの総称です。その種類は100種類以上あります。

比較的よく知られているのは、手足口病やポリオを引き起こすウイルスであり、エンテロウイルス自体は珍しいものではありません。

 

今注目されているD681962年にアメリカで見つかったウイルスで、重症例が報告されているものです。

 

子どもに感染すると危険!

そもそもエンテロウイルスは、まだウイルスに対して免疫を持っていない子どもが感染しやすい特徴があります。
特にエンテロウイルスD68に感染すると軽度で済むこともありますが、重症化することもあります。

症状としては、

・発熱、くしゃみ、鼻水などの風邪のような症状

・気管支炎、喘息、肺炎などの呼吸器症状

・呼吸器の重症症状では呼吸困難

・体に麻痺が残る

 

麻痺は重症化したケースで、脳神経の機能に影響がおよび、体に麻痺が残ってしまうケースがあるとされています。

 

大人が感染するとどうなの?

大人は免疫をすでに獲得している人がほとんどですから、感染しても自覚症状がないこともあります。
もし症状が出ても多くの場合はちょっとした風邪のような軽症で済んでしまいます。

 

これは逆に言えば、大人が知らない内に感染していて感染源となり、子どもにうつしてしまう可能性があるとも言えます。

 

 

ただの風邪だと思っていたら…

場合によってはただの風邪と区別がつきません。
ただの風邪だと思っていたら悪化し、麻痺が残るという可能性もあるでしょう。
風邪のような症状が出るのは、もちろんですが風邪だけではありません。こうしたウイルスの可能性も含めて、注視したいですね。

 

 

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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