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健康診断・健康管理

話題のチアシード、生のまま摂取することは非常に危険?「発芽毒」に注意

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近年、話題となっている健康食品のひとつに「チアシード」という栄養価の高い種子があります。
 
このチアシードは大さじ1杯分で1日分のオメガ3脂肪酸が摂取でき、また必須アミノ酸やミネラルが豊富に含まれているため補助食品としては非常に有用ですが、ただ一点注意すべき点として「アブシジン酸」という毒性物質をしっかり抜くことが大切です。
 
アブシジン酸は「発芽毒」と言われる発芽を調整するためのホルモン様物質で、人体に毒性がありますが、水に長時間浸すことでこれを失活させることが出来ます。
 

チアシードとは?

チアシード(Chia seed)とは、シソ科のミント植物の種子の一種で、種子特有の豊富な栄養素を含有しています。特にオメガ3脂肪酸やミネラルが非常に多く含まれていることと、水に浸すことでゲル状物質が漏出し、10倍量のかさになることが特徴的です。
 
ただ、10g当たり50kcal前後のエネルギー量であるため(おおよそパン1枚の半分のエネルギー量)、意外とカロリーは高く過剰摂取には注意が必要です。
 

<チアシードに含まれる栄養成分>

□たんぱく質
□8種類の必須アミノ酸(イソロイシン、ロイシン、バリン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン)
□必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸(αリノレン酸)が20%以上
□食物繊維が40%を占める(水溶性・不溶性を両方含む)
□ビタミン(ビタミンB群・ナイアシン)
□ミネラル
□カルシウム(牛乳の6倍)
□リン(牛乳の11倍)
□カリウム(牛乳の4倍)
□鉄分(ほうれん草の6倍)
□亜鉛(アーモンドの1.4倍)
□マグネシウム(アーモンドの1.3倍)
 

チアシードの「発芽毒」に注意?

チアシードは、米国FDAやEUの食品成分評価機関にもその機能や安全性が認められていますが、一方でその摂取方法には注意が必要です。
 
生のまま(水に浸す前処理を行わず)摂取すると、「アブシジン酸(ABA)」というテルペノイドの構造を持った物質が人体毒性を示す(ミトコンドリア障害)といわれています。
 
本来は種子の発芽抑制因子として働く物質ですが、事前に失活させることが必要です。
 

<発芽毒を無毒化する方法は「水に浸すこと」>

アブシジン酸は、「水に漬けること」でその毒性を失活することができます。種子を浸水すると発芽開始のスイッチが入り、「ファゼイン酸(PA)」「ジヒドロファゼイン酸(DPA)」という物質に変化することで無毒化されます。
 
■推奨される水量・水温・浸水時間は?
 
□水量・・・チアシードの10倍量の水
□温度・・・10℃~42℃
□浸水時間・・・12時間以上
 
が推奨されています。
 

最後に

チアシードを浸水させる温度は、高すぎると酵素が失活し毒性が残ってしまう場合があり、またオメガ3も酸化しやすくなるため、高温になりすぎないよう十分注意しましょう!
(photoby:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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