カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児・子供の病気 >
  3. 3歳以上 >
  4. 子供を「薬物乱用」から守るにはどうすれば良い?行動変化のチェックポイントと対策について

育児・子供の病気

子供を「薬物乱用」から守るにはどうすれば良い?行動変化のチェックポイントと対策について

boy-69723_640.jpg
最近のニュースで「小学生が大麻吸引を行っていた」というショッキングな事件が報道されました。この事件では、小学6年生(12歳)の男子児童が、アメリカのコメディー映画をまねて大麻吸引を行い、そのことを担任教師に打ち明けていた、といいます。
このことから、動機はおそらく「純粋な興味だけ」から行ったのではないかと考えられています。

専門家によれば、小学校での薬物乱用の授業は「6年次にほとんどの学校が実施しているのに、この学校では行われていなかったのか。それとも本人の耳に入っていなかったのか」と疑問を投げかけています。

確かに、平成23年度に行われた文部科学省の調査では、6年生の時点で小学校の約9割以上が薬物乱用に関する授業を行っていたとされており、問題が起きた小学校でもすでに授業を受けていた可能性はありますが、授業時間数に関しては1~2時間に限られているところがほとんどであるようです。

本当に正しく麻薬使用の恐さ・将来的な悪影響を子供に理解させるには、やはり家庭内での教育が非常に重要になってくるのだと言えそうです。

未成年が大麻を使用すると「不可逆の脳障害」が起こる

事件で使用された「大麻(マリファナ)」は、友人を通じて入手したものではなく家庭内で見つけたとされていることから、特殊なケースであったといえますが、最近ではLINEやインターネットを通じて簡単に学外の中高生と知り合うことが出来るため、そこから麻薬入手につながるケースもあるといいます。

未成年の脳は形成途上にあるため大麻の悪影響を受けやすく、1回~数回の使用であっても以下のように持続的な影響を与える可能性があります。

<大麻(マリファナ)の健康への害とは>

■脳障害:脳萎縮などの不可逆の脳障害(知能低下・記憶力低下を含む)
■精神障害:幻覚・妄想・人格変容など
■生殖能力の障害:遺伝子変異など
■呼吸器系・免疫系の悪影響

「嘘が多くなった」「目を合わせない」「お金をほしがる」…薬物から子供を守るためのチェックポイント

厚生労働省のウェブサイトからアクセスできる「薬物乱用防止啓発パンフレット」では、子供を薬物乱用から守るチェックポイントと家庭で守るべき8カ条が掲載されており、これらを知っておくことで子供が危険なことに手を出しているかもしれないシグナルを事前に把握することが出来ます。

<子どもを薬物乱用から守るチェックポイント>

□最近、帰宅が遅くなった
□友達関係をよく把握していない
□金使いが荒くなった
□理由の分からないお金を欲しがるようになった
□食事を家族と一緒に食べなくなった
□目を合わせて会話をしなくなった
□部屋に独りでこもることが多くなった
□電話やEメールに知らない人から連絡があったりする
□嘘が多くなった
□イライラしている

(※他サイトでは、「個別の携帯を持たせている」「インターネットに常時接続できる環境にある」「中高生と遊ぶことがある」も気をつけるべきとされています)

<薬物に手を出させないための、家庭で行いたい8カ条とは?>

子供への薬物使用への誘惑は「やっていないなんて遅れてる」「一回だけなら大丈夫」といった言葉であり、家庭内ではこれに対して「NO!」を示せる自信や考えのベースを作ることが重要です。子供の話を興味を持って聞き、密にコミュニケーションを取って「自信をもたせること」、また自分で考え・行動させることで「断る勇気をもたせること」が必要となります。

1)家族そろってのコミュニケーションの場を大切にすること
2)子どもの思春期特有の心と体の変化について理解すること
3)毎日、家族の会話を大切にすること
4)子どもの話には常に耳を傾けること
5)友情をつちかい、仲間からの悪い誘いを拒否できる勇気を育てること
6)子どもが家族や学校の先生にいつでも相談できるようにしておくこと
7)子どもの様子がおかしいと気になったらすぐに、相談窓口に相談すること

地域のイベントで「薬物乱用防止キャラバンカー」を利用し、子供たちに薬物の危険性を理解させる

「薬物乱用防止キャラバンカー」とは、学校および地域社会で薬物乱用防止に関する正しい知識の普及、啓発活動を推進するために開発された巡回車で、子供にも分かりやすく、実際の薬物標本や人体模型、写真・映像などが備えられています。また学校だけでなく一般の団体の方でも、地域のイベントなど必要に応じて、気軽に電話予約で利用することが出来ます。

■一般向啓発

1行程で15人程度収容でき、約15分所要。

【申し込みの手順】

1)「(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターキャラバンカー事務局」へ電話し巡回予定日を予約・確定します。
2)申込書&地図が郵送されます。

このように、薬物乱用から子供を守るためには、日々親子の信頼関係を作っていくことや、コミュニケーションを大切にすること、時には外部機関に頼ってみることも必要であることが分かりました。

またわが子に限って…と過信せずに早期のうちから薬物の恐さや危険性を良く伝えておくことが必要になりそうです。
(photoby:pixabay

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

3歳以上の体験談

公園で出会ったお友達

3歳の長男、もうすぐ幼稚園入園です。 この一年、よく公園に通いました。 寒くても、暑くても、風が...

フェルトでハンドメイド!

こどもが一度は着たがるキャラモノの衣装。女の子だったらプリキュアが一番人気なのではないでしょうか。現...

カラダノートひろば

3歳以上の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る