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肺に血液を送る血管が狭くなっている!肺動脈狭窄でも子どもは元気に育っていける?

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心臓の先天的な疾患というと、まれな病気に思われるかもしれません。

ですが中には意外に多く見られている、先天的心疾患というものがあります。

 

 

10%に見られる肺動脈の病気

全ての先天性疾患の中でも10%を占めるともいわれる病気が、「肺動脈狭窄症」です。

 

肺動脈というのはつまり、心臓の右心室を出た血液が、肺に送られるための血管です。

心臓→肺の血管が狭くなり、血液を送り出す右心室にも負担がかかる状態です。

 

心臓の疾患ということでちょっと不安になりますが、意外に頻繁に起こる疾患と言えますね。

 

 

肺動脈狭窄でも元気に育っていける?

この病気を持っていたからといって、ずっと入院しなければいけないとかいうことではありません。

 

軽度の場合には、子どもの成長に期待し、経過観察で済みます。

重度の場合には手術などが必要になってくることもありますが、ほとんどの場合でそれによって状態は良くなります。

 

 

 

治療後の予後が気になる

肺動脈狭窄症はカテーテル治療が基本で、時に重症の場合は開胸して手術が必要になります。

 

これらの治療の後の予後は一般的には非常に良好で、ほとんどの場合で健康な子どもたちと遜色なく生活していけます。

運動制限もほとんどの子においてありません。

 

ただまれに狭窄の残り具合から不整脈が出たりして、運動制限が必要になることもあります。

その場合には、中学校に上がってから運動部には入れないなどの制限がある場合も出てくるでしょう。

 

 

 

定期的な通院は必要

治療の後は、定期的に通院して状態を見てもらうことが必要でしょう。

成長に伴ってどんな変化が出ているのか、12年ごとに確認してもらうのが安心です。

 

大人になったら多くの場合は、何かあったら通院という形になるようです。

再び狭窄が起こることはある?

再狭窄の可能性はなくはないです。

ただほとんどの場合で再び狭窄が起こることはないとされています。

 

もし再狭窄が起こったとしたら、カテーテル治療を行うのが一般的です。

開胸手術よりも体に負担がかかりません。

 

 

一定のリスクはあるが悲観はしない

手術すること自体で考えれば一定のリスクはもちろん伴います。

ですが、肺動脈狭窄症を生じ、治療を受けた多くの子どもは、元気に成長していっている子が多いようです。

心臓に病気があったということだけで悲観的にならず、正しい心持で治療に臨むことが必要ですね。

 

 

(Photo by:pixabay

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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