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育児・子供の病気

全身に血液を送りづらい「大動脈縮窄症」…手術、そして術後の再発などの可能性

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血管が細くなっているというのは、どう考えたって体にいいわけありませんね。

そしてもしこれが、生まれながらに、しかも心臓から出る血管に起こっているとしたらどうでしょうか?

 

 

大動脈縮窄症ってなんだ?

大動脈というのは、心臓から全身に血液を送る太い血管です。

全身に血液を送るというところで、とても大事な血管であることが分かると思います。

この大動脈の一部が狭くなり、色々な症状が出るのが大動脈縮窄症です。

 

 

縮窄症に対する治療

手術

大動脈縮窄症を持っている場合、スムーズに全身に血液が提供されません。

れを手術によって改善することができます。

狭くなっている部分をなくし、正常な大動脈をつくることが、手術の基本の流れです。

 

縮窄だけが起こっている場合もありますが、心室中隔欠損症など他の奇形を伴っている場合もあります。

そのケースに応じて手術の内容が決められていきます。

 

 

 

ショック症状で気づいた場合

生まれながらに全身に血液を送る血管が狭くなっているのですから、全身への血液が不十分になり、ショック状態になることもあります。

 

その場合、救命処置を行いつつ、診断をします。

 

薬を投与して動脈管を開かせ、下半身への血流再開を促し、それを維持します。

これらの対処的な治療によって手術が可能な状態まで持って行き、そこから早急に手術することになります。

 

 

 

軽度でも成長してから手術が必要

手術は診断後できるだけ早期に実施します。軽度の縮窄で、無症状であっても3歳前後、遅くても5歳までには手術を行うのが望ましいそうです。

 

ただ、3歳前後の手術後は再狭窄が起こる可能性があり、3歳以降の手術後は高血圧が起こりやすいとされています。

いずれの場合でもそれを想定し、術後の管理や治療、場合によっては再手術が必要になります。

 

高血圧の症状は、生涯的な治療が必要になることもあります。

 

 

治療はどうしても必要?

心不全症状のある乳児で未治療の場合、1歳に満たずに死亡する場合が多いです。

ただ、手術によって生存率は大幅に改善されます。

しかし、それで全て解決するということではなく、上記のように生涯的に高血圧の治療をするなどの可能性は残ります。

出来る限り、早めに診断をもらい、早めの対処ができるようにすることが望ましいですね。

 

(Photo by:pixabay

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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