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軽度でも手術!新鮮な血液が回らない…血栓もできやすい…動静脈瘻の治療法

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心臓と肺を結ぶ血管は、酸素たっぷりの血液を全身に巡らせてくれています。しかし、この血管部分に問題があったら、それこそ命に関わるキケンが出てきます。

ここでは、軽度でも手術が必要な「動静脈瘻」の治療法についてご紹介します。

 

新鮮な血液が回らない「動静脈瘻」

心臓から出た血液は、「肺」に行く血液と「全身」に行く血液の2つがあります。

 

このうち、肺に向かっていく血液は、心臓→肺動脈→毛細血管(肺)→肺静脈→心臓のようにして戻ってきます。

肺で酸素たっぷりの血液になって、心臓にもどってくるのです。

 

この過程で、肺動脈と肺静脈の間に異常なつながりができてしまうことがあります。それが(肺)動静脈瘻という状態です。

動脈と静脈がつながってしまうため、血液が毛細血管()を介さずに流れてしまいます。

 

これによって、肺で酸素を受け取れなくなり、酸素が体に行きわたらないという問題が起こります。

また体内でできた血栓が肺で除去されないという問題も出てきます。

 

 

治療はカテーテル手術!

治療のためには、カテーテルでの治療が主流です。

カテーテルという細い管を血管の中に入れて、病変部分まで管を進めて血液の流れを止めます。

人によっては複数の動静脈瘻が存在していることがありますが、一気に治療を行ってしまいます。

 

ただ、病変の数があまり多い場合には、治療に時間がかかりすぎてしまったり、投与する造影剤の量も多くなってしまうかもしれません。

そんな場合には治療を複数回に分けることもあります。

 

カテーテル手術が主流の前は、外科的手術を行うのが普通でした。治療が困難な場合にはその可能性もありますが、今ではほとんどないと考えられています。

 

 

 

無症状でも手術が必要です!

動静脈瘻の多くは無症状です。しかし、無症状であっても死亡率は10%に達するので、きちんと治療をする必要が出てきます。

特に肺動脈の直径が3mm以上の太さの場合、脳梗塞などを起こす危険が増します。

もちろん呼吸不全を呈している場合にも早期の手術が必要です。

ただ、3mm以下の場合であっても塞栓症などの危険は残りますので、手術の必要性は残るでしょう。

 

 

多くの場合は手術が必要です

特に体に異常が見られていなくても、動静脈瘻があれば「血栓が残りやすい」という特徴がどうしても残っていきます。

もちろん病変の程度によって変わってきますが、それでも予防効果を考えれば手術を勧められることが多いでしょう。

カテーテル治療であれば、体への負担も少なく済みますので、治療リスクも低く考えながら手術を決めていくことができます。

(Photo by:pixabay

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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