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  6. がんの告知による患者さんの心の変化

ガン・悪性腫瘍

がんの告知による患者さんの心の変化

 

自分の病名を知らされた患者さんの心理は基本的に衝撃段階、不安定段階、適応段階と変化していきます。

 

衝撃段階                    

告知された瞬間からショックで頭の中が真っ白になります。

「もうだめだ」

「自分はがんで死んでしまうんだ」

という絶望感に襲われます。

否認したい気持ちが強くはたらいて検査結果を疑うこともあります。

 

不安定段階                   

患者さんが現実を受け入れていく段階です。

混乱不安恐怖悲しみ絶望感無力感などとともに不眠食欲不振めまい頭痛などの自律神経障害が表れたり集中力が低下したりすることもあります。

 

適応段階                    

通常、上記の不安定な状態は1~2週間程度で軽減し適応への努力を始めます。

この適応段階に入れば患者さんは現実の問題を直視できるようになり、情報を整理して前向きに対処し始めます

 

 

衝撃段階や不安定段階が続く期間はかなり個人差があり、全ての患者さんがこの段階に従って変化するわけではなく、精神状態が回復しない人やうつ病を発症してしまう人もいます。

 

そのため、告知の直後から心理面のケアが必要になります。

特に家庭内に問題を抱えていたり経済的な不安があったり医師を信頼していなかったりする患者さんは適応障害に陥りやすいですので注意しなければなりません。

 

 

 

(Photo by //www.ashinari.com/2009/04/26-017743.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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