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お腹の子は元気…でも医師から勧められる中絶、無脳症で迫られる選択…ママの精神負担

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妊娠は何が起こるか分かりません。子どもを授かることは喜びに満ち、無事に生まれてきた後の希望を抱える方も多いでしょう。
けれどその妊娠の最中、思いもよらない事実で愕然とすることもあります。

 

 

順調…と思っていたのに「無脳症」の診断

出産まで思い描いたところに、中絶の提案が医師からされたらどう思うでしょうか?

 

妊婦さんが受ける検診で、超音波検査がありますよね。その検査で「無脳症」という脳の異常が発見されることがあります。

 

これは先天性の奇形のひとつで、大脳が完全に欠損していたり、萎縮していたりします。脳幹が欠損している場合には、生まれた瞬間から生命維持がほとんどできなくなります。

 

原因はよく分かっておらず、治療法もありません。
そのためほとんどが死産、生まれて来てもすぐに死亡してしまいます。

 

そのため結果的がほとんどわかっている出産に対して、医師が中絶を選択肢に挙げるのです。

 

 

中絶の判断は、ママの精神負担に

お腹の中の子が無脳症の場合、妊娠中のママは何か感じることがあるのでしょうか?

 

・通常と変わらない

無脳症だからといって、つわりや胎動など、ママが赤ちゃんを感じる部分は通常と何ら変わりません。
超音波で無脳症の疑いが出てきたときでも、ママは普通の妊娠と何ら変わらない感覚なのです。

 

胎動も感じますし、つわりも普通の妊娠と変わりません。
時につわりが重いと胎児が元気と言われることがありますが、つわりが軽いから無脳症ということもありません。

 

・一致しないママの実感と現状…心の傷

超音波で見られる症状は、説明を受ければおそらく素人が見ても脳の欠損が分かると思います。
逆に言えばそうした客観的なものを見なければ、なかなかママは実感できません。

 

それでもやはり、お腹の中の子は元気な動きをみせていて、どうしてもその事実と無脳症の事実が一致しません。

 

お腹の中でママのお腹を蹴っている赤ちゃんが確実にいるのです。
それなのに中絶も選択肢に挙がる…というのは、非常に酷な状態だと思います。

 

この選択を突き付けられる、あるいは選択してしまうことで、ママの心に大きな傷が残ることもあります。

 

パパはきちんと寄り添ってあげて

もちろんお腹の中の子が無脳症で、生まれて生きてくる確率が低いと言われたら、パパだってショックでしょう。
けれど直に赤ちゃんを感じているママは、やはりよりショックが大きいと思います。
中絶を選択するにしろ、出産を選択するにしろ、ママだけに選択の責任を負わせるのではなく、パパもその選択にきちんと責任をもってあげてください。

 

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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