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ガン・悪性腫瘍

化学療法に温熱療法を併用する利点とは

 

温熱療法は臨床では39~42℃で使用し、化学療法の増感を目的とします。

 

化学療法に温熱療法を併用する利点        

多くの抗がん剤で温熱療法によって抗腫瘍効果が増大することが明らかになっています。

温熱療法によって細胞内に薬剤が取り込まれやすくなったりDNA障害の増強効果や細胞膜障害作用が表れたりすることで、薬の効果を強めます。

 

また、薬に対する耐性が起こりにくくなるとも報告されています。

薬剤の投与と温熱療法のタイミングは通常は同時期投与がいいとされますが、薬によっては投与後24時間~48時間の温熱が効果を高めるものもあります。

 

 

副作用の軽減                  

温熱療法は局所加温によって行われますので経静脈で全身投与された抗がん剤は、加温された病巣部でのみ薬剤の取り込み増加が期待されます

そのため、通常量より減量投与した場合でも、温熱療法と組み合わせることで通常量と同等もしくは上回る効果が得られることがあります

 

また、投与量を抑えられるということは骨髄抑制悪心食欲低下など抗がん剤投与による副作用を軽減することができます。

 

 

薬剤減量のルールは確立されておらず、加温部位以外にも病変が存在する場合規定量投与でも抗がん剤の副作用が表れていない場合は薬剤量を減らさないこともありますので注意してください。

 

 

 

(Photo by //www.ashinari.com/2012/02/07-357580.php)

著者: albaitinさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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