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美容・ダイエット

朝食に「バターコーヒー」を摂取するだけで大きなダイエット効果がある?!その真偽とは

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近年、米国で話題となっているダイエット法のひとつに「バターコーヒー」を摂取する、という方法があります。

 

このダイエット法は、デイヴ・アスプリー氏というIT企業家が著書『シリコンバレー式自分を変える最強の食事』に紹介したもので、自身がバターコーヒーを毎朝食として摂取したところ、運動なしで50kgの減量に成功したと述べられています。

 

このダイエット法の理論や実際の手順、安全性についてはどうなのでしょうか。

 

『シリコンバレー式自分を変える最強の食事』とは?

以下は、書籍『シリコンバレー式自分を変える最強の食事』の内容を要約したものです。

 

具体的なダイエットの手順

・「完全無欠コーヒー」によるダイエット法

(発酵バター+MCTオイルをそれぞれ大さじ1~2杯分コーヒーに入れてミセル状に攪拌したもの)

 

・使用するバターは特殊な発酵バター

(「グラスフェッドバター(牧草飼料の割合が高い高品質バター)」、「ブレス酸バター」、「AOP認証バター」など)

 

・もしくはバターの代用として「ココナッツミルク大さじ4杯」+「MCTオイル(中鎖脂肪酸)大さじ2杯」を使う(体重65kgの場合)

 

具体的なダイエットの効果

・このダイエット法によって、50kgの体重減量とIQ20ポイントのアップ効果があった。

 

・毎日運動なしで4000kcal摂取を行っていたときも、ダイエット法の継続によってやせた体をキープできた。

 

完全無欠コーヒーの理論とエビデンス

■バター・MCTオイルの効果

・空腹時には腸内細菌が「絶食誘導脂肪因子(FIAF)」というタンパク質を生成し、これが脂肪蓄積にかかわる「リポ蛋白リパーゼ」を阻害する。

・糖質やでんぷんが供給されると「FIAF」生成がストップし、脂肪蓄積させてしまう。

・MCTオイル、なかでも炭素数が最小のカプリル酸(C8)は脂肪を貯蔵しようとする腸内細菌を妨げることができる。

・バターの酪酸塩は腸を清め、脳の炎症を低減する。

 

■コーヒーの効果

・イリノイ大学によると「神経変性疾患に関わる脳の炎症は、カフェインに阻害効果がある」

・カフェインは健康な人のインスリン感受性を高める効果がある。

・コーヒーに含まれるポリフェノールは、痩せに関連するバクテロイデス菌の増殖を促進する。

 

■その他

・実際の筆者の便検査では、バクテロイデス菌(痩せに関係する)は平均よりも多く、ファーミキューテス菌(肥満に関係する)は少なくなっていた。

・ラットの実験では「インスリン抵抗性」ができた(低糖質食では見られる現象なので、これを予防するために少なくとも1週間に1度は適量の炭水化物を摂ることを推奨)。

 

安全性はどうか?

さまざまな文献(Pub Medなど)を参照した結果、安全性に関しては以下の内容が分かりました。

 

<安全性が確認されている点>

・バターは適量摂取では、善玉コレステロール+悪玉コレステロール両方を増やすため、動脈硬化の大きなリスクにはならないと考えられている(ただし、過剰摂取は例外)

 

・コーヒーの摂取は「認知症・動脈硬化・抗肥満」などに対し、多くのエビデンスがある。

 

・MCTオイルの長期使用の安全性はエビデンスがある。

 

<安全性に疑問が残る点>

・グラスフェッドバターには不飽和脂肪酸が多いとされているが、固体であるところから考えても、通常のバターとそれほど比率は変わらない。

 

・MCTオイルを使うことで、逆に体重が増えたという症例もある。

 

・空腹時にコーヒーを摂取することは胃に負担をかける可能性がある。

 

・抵糖質食と同時にこのダイエット法を行う場合、インスリン抵抗性を防ぐために1週に1度の炭水化物の摂取を行った場合、「グルコーススパイク」による膵臓と血管への負荷がかかる可能性がある。

 

このダイエット法によって、体重減量に成功したという声もウェブサイト上にいくつか見られましたが、前述のように「空腹時にコーヒーを飲む」「毎日バター26gを摂る」「糖質制限を間歇的に行う」などに関しては長期的な健康への影響がはっきりしていない(中には悪影響を与えるという文献もある)という側面があります。

 

もし本格的に取り入れたいという場合は、かかりつけの医師などに一度意見を伺ってみることは必要ではないでしょうか。

(photoby:pixabay)

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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