妊娠・出産
各臓器にどんな影響が出る?早産によって影響の出る臓器、起こる可能性のある合併症
早産は赤ちゃんの色々なリスクを上げます。
早産で生まれる
「早産」というのは、22週0日~36週6日の間で生まれることを言います。
お腹の中で成長して行く赤ちゃんにとって、「早く生まれて来てしまうこと」は一大事です。
だからこそ色々なリスクがあり、これから合併症などが起こってくる可能性も高くなります。
どんなリスクがある?
早産で生まれる場合、赤ちゃんにどんなリスクが考えられるのでしょうか?
・脳へのリスク
脳が完成していないで生まれてくることがあります。
・呼吸にムラがある
・哺乳が難しい
・脳内出血を起こしやすい(28週以前に生まれた場合)
等が起こります。
・消化器官へのリスク
これから成長してく赤ちゃんにとって、消化器官の発達が不十分なことは大きな問題です。
・吐乳(胃が小さいなどによって)
・壊死性腸炎(腸の未発達のため)
・黄疸(肝臓の未発達のため)
・体内の塩分と水分の調整がうまくいかない(腎臓が未発達のため)
これらの症状が見られます。
・肺へのリスク
肺の発達が十分でない子も多くいます。
・血糖調整・体温調整へのリスク
早産の赤ちゃんは上手におっぱいを飲めない上、血中のぶどう糖の濃度を正常範囲内に保ちにくいことがあります。
また、早産の赤ちゃんは温室の変化に過剰反応することがあります。
・感染症へのリスク
抗体というのは妊娠後期にママから赤ちゃんに引き継がれます。
生まれた週数によっても異なる
これらの合併症が全て出るわけではありません。
(Photo by:写真AC )
著者: カラダノート編集部