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先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)は生後2ヶ月以内の治療が重要!こんな症状には注意!

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生まれつき甲状腺の働きに異常が出る病気があります。

体調が悪くなったときに、「甲状腺が腫れている」とか言われることがありますよね。

その甲状腺に異常が出るというのはどういうことなのでしょうか?

 

甲状腺はどんなところ?クレチン症とは?

甲状腺は首の真ん中、喉ぼとけの下あたりにある器官です。とても柔らかい器官のため、外から触ってもなかなか分かりません。

 

この甲状腺は、成長や新陳代謝において非常に重要な働きをしています。

 

この甲状腺の働きが弱く、甲状腺ホルモンをつくる働きが弱い先天的な病気を「クレチン症」と言います。

正式な病名は先天性甲状腺機能低下症と言い、こちらの方が病気の内容をよく表していますね。

 

クレチン症だった場合、どんな治療が必要?

クレチン症の場合には、新生児早期に黄疸などの症状が出ます。長期的にはそれだけではなく、知能低下や発育障害が問題になってきます。

では、クレチン症と診断された場合、どんな対処をしていくことになるのでしょうか?

生後2ヶ月以内の治療が重要

クレチン症の診断の多くは、生まれてすぐに行われるマススクリーニング検査で大まかに判断されます。

 

生後2か月以内の甲状腺の機能というのは、その後の知能に大きな影響を及ぼすとされています。

そのため、検査によって機能低下が疑われれば、すぐに治療を開始します。

治療は薬物療法をしていきます

甲状腺ホルモン薬を服用していきます。レボチロキシンナトリウムという薬で、子どもの体の大きさによって内服量は変わっていきます。

こんな症状に注意!

マススクリーニング検査で必ず病気が発覚するわけではありません。

そのため赤ちゃんの様子を観察し、下記のような症状が見られたら相談できるようにしておくのが良いですね。

 

・黄疸がある(体が黄色っぽい)

・便秘

・臍ヘルニア(でべそ)

・体重の増えが悪い

・皮膚が乾燥気味、粉をふいている

・活動が乏しい

・声が枯れる

・舌が大きく口から出る

・手足が冷たい

・手足、顔、体がむくむ

・小泉門(頭頂部のぶにぶにする部分)が大きい

・甲状腺が腫れている

 

速やかに専門の医療機関を受診

クレチン症は、軽度のものを含めると比較的頻度の高い先天性疾患です。

もし近くの病院でこの病気と診断されたら、すぐに専門の医療機関を受診しましょう。その上でできるだけ早期に治療を開始します。

 

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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