カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児・子供の病気 >
  3. 病気と症状 >
  4. 代謝異常・栄養障害 >
  5. 先天性甲状腺機能低下症(クレチン症) >
  6. 先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)の薬物治療とは?副作用があるの?

育児・子供の病気

先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)の薬物治療とは?副作用があるの?

b578ed8844b706627041f6958880c33f_s.jpg

喉ぼとけの下にある甲状腺からは、甲状腺ホルモンが出ています。

これが成長や新陳代謝などに大きく影響するのですが、この甲状腺のホルモン分泌が生まれつき不足する病気があります。

 

クレチン症という病気

クレチン症は、甲状腺の機能低下が起こる病気です。そのため、甲状腺が分泌するホルモンなどが十分ではなく、それが心身共に成長に影響を及ぼします。

 

生まれてすぐのうちには、「黄疸」「手足が冷たい」「皮膚が乾燥」「舌が大きい」「むくみがある」「臍ヘルニア」などの症状があります。

また、「便秘」「体重の増え方が悪い」「元気がない」といった症状も見られます。

 

そしてそれだけではなく、いずれは知能低下や発育不全などの問題が出てきます。

 

基本は薬物治療を行います

クレチン症の治療は、「甲状腺ホルモン薬」による薬物治療が中心になります。

 

甲状腺ホルモン薬の治療

平たく言えば不足する甲状腺ホルモンを補充する治療ということになります。薬の内服量は、年齢や体の大きさ、そして血液検査の結果から決めていきます。

薬の副作用がでる?

薬が治療の中心に据えられるとなると、気になるコトのひとつが薬の副作用だと思います。

 

基本的にクレチン症の治療に使われる薬は、元々人の体にある甲状腺ホルモンを補う形のものです。

そのため理論的には、一般的な薬に見られるような副作用はほとんど起こらないと考えられます。

 

ただ、ごくまれに薬そのものに対するアレルギー反応があるとされています。

しかし、こうしたアレルギー反応が見られたのは、後天的な甲状腺の病気のときがほとんどです。

 

ちなみにアレルギー反応とは別に、薬が少なすぎる・多すぎることで、体に影響が出ることはあります。

 

23歳頃に検査…何を調べるの?

2歳から3歳ごろで検査を行います。病型の診断をするには、いったん薬の内服を中止し検査を受ける必要があります。

TSH検査

…甲状腺刺激ホルモンを出させるホルモンを負荷して甲状腺刺激ホルモンが出るかをみる

 

甲状腺超音波検査

甲状腺シンチグラフィ―(ヨードに放射線をつけて甲状腺ホルモンの生産状態をみる

これらの検査を行います。これによって病型の判断だけではなく、治療を継続する必要があるかなども見ます。

 

定期的な検査が必要です

もし23歳で検査を受けて治療の必要性がないと判断されても、思春期頃までは定期検査を受けていくことが必要です。

その後の検査などは医師の指示に従うのが良いと思いますが、人生の節目の折に検査を受けるなどするとよいかもしれませんね。

 

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

病気と症状の体験談

大流行!RSウイルスにご注意。

今年はRSウイルスがかなり流行していますね。私の甥っ子、姪っ子も先月にこのウイルスにかかり大騒動でし...

赤ちゃんのめやにが多い!は眼科に行こう。鼻涙管閉塞。

長男はいつもめやにが出ていました。 めやにだけでなく、まつげがつねに濡れていました。 朝になると...

カラダノートひろば

先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る