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病気ではない?ヒスチジン血症ってどんな病気?治療は必要ないの?

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先天的な異常ではあるけれど、病気ではないという状態があります。

それはヒスチジン血症という状態なのですが、この状態はどんなふうにとらえればよいのでしょうか?

 

ヒスチジン血症という病気

そもそもヒスチジンとはアミノ酸の一種です。大人では体内で合成できますが、子どもは体内で合成できないため、子どもにとっては必須アミノ酸になります。

成長に関与し、神経機能を補助する効果を持っています。

 

ヒスチジン血症というのは、ヒスチジンを代謝する酵素に先天的に異常があることで起こります。

それによって血中のヒスチジンの量が増えている状態をヒスチジン血症というのです。

 

健康だという人であっても、この状態になっている人は多くいるそうです。特に日本人には比較的多く見られます。

 

病気じゃないなら治療はいらない?

上記のようにヒスチジン血症という名前がついていますが、それは病気ではないと書きました。

健康でもこの状態の人がいるというならば、ヒスチジン血症になったら治療は必要ないのでしょうか?

ほとんどの場合は治療の必要がない!

圧倒的に、治療の必要が無いと判断されるケースが多いようです。

過去にはヒスチジン血症の状態によって、発達障害が起こると指摘されていました。

しかし現在はヒスチジンが体に蓄積しても害はなく、ヒスチジン血症の状態は発達に影響しないとされています。

 

そのため特に何もする必要がないと判断されることが多いようです。

場合によってはヒスチジン制限をすることも…

血中のヒスチジンの量があまりにも多い場合などは、医師によっては制限を設けるかもしれません。

 

ヒスチジンが過剰に体の中に蓄積しないように、特殊ミルクを与えたり、食事療法によって摂取量を制限したりします。

 

現在のヒスチジン血症とは

昔はヒスチジンの血中濃度が基準値以上になると、知能や言語に支障が出るとされていました。

そのため新生児マススクリーニング検査で調べる病気だったのですが、それが今は対象疾患から外されています。

 

病気に対する研究が進むにつれて、ヒスチジンの基準値が変化していき、結果問題ないということになったのです。いわゆる個人差の範囲と考えてよいでしょう。

医師から特別何か言われない限り、特に気にする必要はなさそうです。

(Photo by:写真AC

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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