カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. ガン・悪性腫瘍 >
  3. 基礎知識 >
  4. 治療 >
  5. その他 >
  6. NK細胞(ナチュラルキラー細胞)に対する温熱療法の効果とは?

ガン・悪性腫瘍

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)に対する温熱療法の効果とは?

 

温熱療法はNK(ナチュラルキラー)細胞に対しても効果があるとされています。

NK細胞って?                 

NK細胞は骨髄で分化後、脾臓骨髄肝臓などに多く分布し、主としてウイルス感染や様々ながん細胞に対する免疫反応において重要な役割を果たしています。

NK細胞はこれまでの報告で免疫細胞の中でも温熱感受性が高いことが知られており、温度変化による活性の上昇や低下が起こっていました

 

 

温度との関係                  

現在までの検討で発熱程度(38~40)の温熱処理ではNK細胞の細胞障害活性の上昇がみられ、がん細胞などの直接的な細胞死誘導を目的とした温熱処理(42~44)では逆に活性の低下が起こると報告されています。

 

これらの活性の変化は細胞内のパフォーリンという物質の発現量の低下によるものと推測されていますが、これはあくまでもマウスでの研究です。

ヒトとマウスのNK細胞の発現量やパターンが異なりますのであまり参考にはならないとされています。

 

このように温度変化によってNK細胞がどのようにコントロールされているか詳細なメカニズムは現在のところ分かっていません。

 

これらの分子メカニズムを解明できれば様々な疾患に対する温熱療法の効果を最大限に引き出すことができると考えられています。

 

 

 

 

 

(Photo by //www.ashinari.com/2011/08/29-349734.php)

著者: albaitinさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

その他に関する記事

骨髄抑制のリスク軽減

  骨髄抑制は抗がん剤によって生じる重大な有害作用ですが、リスクは軽減する...

がん患者さんが感じる疲労…この治療には貧血改善・うつ病治療・痛み治療の変更!

  がん患者さんは、健康な人よりも疲労を感じやすいです。 普通、疲労は睡眠や...


血管を拡張させ抗がん作用上昇?がん患者に行われる温熱療法とは

  単体でまたは様々な療法と組み合わせて行われる温熱療法という治療法があり...

活性酸素の消去は、がん治療において進行させる要因となる?抗酸化物質の影響とは

従来、活性酸素は細胞傷害性を持つことから、がんの発生と進行に関係しており、これ...

カラダノートひろば

その他の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る