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ガン・悪性腫瘍

白血病や悪性リンパ腫…造血管疾患の根治療法「造血管細胞移植」

 

白血病や悪性リンパ腫などの造血管疾患の根治療法として多くの患者さんに行われるようになっています。

 

自家移植と同種移植               

患者自身の細胞を使用する自家移植ドナーのものを使用する同種移植があります。

主目的が異なり、前者は強力な化学療法・放射線療法による造血障害の救済のために、後者はドナー由来のリンパ球による免疫反応でがん細胞を攻撃するために行われます。

骨髄や末梢血、臍帯血などから幹細胞を取り出し、点滴によって移植を行います。

 

移植時の注意点                 

造血管細胞移植時の特有の合併症に注意が必要です。

強力な治療なので粘膜障害や臓器障害などが表れることがあり、特に同種移植の場合は移植片対宿主病GVHD)が重大になります。

早期のGVHDでは肝障害下痢紅斑などがみられ、慢性のものは全身の臓器障害がみられます。

 

また、移植患者の多くは好中球が減少していますので非常に感染しやすい状態になっています。

そのため、移植室や病室を清潔にする環境面の徹底手洗い口腔ケアなどを念入りに行う必要があります。

 

 

移植は難治性の疾患の完治にとても有用ですが、その分気を付けなければならない点が多いですので医療者だけでなく患者さん自身の治療に対する高い意識も重要になります。

 

 

 

 

(Photo by //www.ashinari.com/2008/11/23-010458.php)

著者: albaitinさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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