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C型肝炎の救世主!副作用少なくウイルスを排除!「ハーボニー」についてまとめ

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肝臓がんの主な原因は肝炎ウイルス感染が9割ということをご存知でしょうか。

肝炎ウイルス、特にC型肝炎ウイルスの感染は進行することにより、肝臓がんへ移行することも多く、治療が難しいとされていました。

しかし、2015年9月に特効薬ともいえる新薬「ハーボニー」が発売されました。ハーボニーがどんな薬かまとめました。

 

肝臓がんの原因になる肝炎

肝炎ウイルス(特にC型肝炎)に感染すると慢性肝炎となり、良い状態と悪い状態を繰り返しながら、だんだんと悪化し肝硬変へと進行し、肝臓がんになることもあります。そのため、慢性肝炎にならない、ひいてはウイルスを排除することが重要でした。とはいえ、特効薬となるものは今までありませんでした。

 

C型肝炎の特効薬といえる「ハーボニー」

2015年9月にアメリカで開発されたハーボニーが日本でも認可され、処方できるようになりました。

ハーボニーには2つの抗ウイルス薬が含まれています。2つの抗ウイルス薬を一度に飲むことでウイルスが増殖するために必要な蛋白を阻害し、ウイルスを陰性化、排除することが可能です。

 

157人の治験で100%の効果

ハーボニーの効果や安全性の確認のため治験が行われました。157名のうち、半分の患者は治療経験があり、残り半分の患者は治療経験が無い患者でした。投薬治療をおこなった157名の全てでウイルスが排除されたことが確認されています。

 

治験人数が少ないこと、プラセボ(偽薬)やインターフェロン治療との比較はないものの、治験を行った患者から100%ウイルスが排除されたことは充分な有効性を確認できたともいえます。

 

副作用は一部には見られましたが、重篤なものはなかったいうことで、その点でも安心することができますね。 

高額ですが保険適用+αで安心

ハーボニーはC型肝炎の効果は非常に高いものですが、値段も非常に高価です。1錠の価格は8万円、治療期間は約3ヶ月のため、その間の費用は単純計算すると、約700万近い出費になります。

 

これでは治療は難しい・・・と思った方も多いと思いますが、ハーボニーは保険適用でかつ日本の場合、国からの補助もあるため、1ヶ月あたりは約1、2万円程度、3ヶ月の場合、約6万円程度でこの薬の治療を受けられるようです。

 

決して安いとはいえませんが、効果がうすい、副作用があまりないということを考えると、むしろ安いのではないでしょうか。 

 

新しい薬ゆえにまだ知られていない

ハーボニーは2015年の9月に登場した新しい薬のため、まだ知らない医師もいます。そのため、この記事を読んで、この薬の存在を知ったあなたが、かかりつけ医にこのことを言ったとしても、怪訝な顔をされるかもしれません。

 

一部の薬との飲み合わせに注意

薬には相性の良し悪しがありますが、ハーボニーも例外ではありません。

不整脈の薬と相性が悪く、「アミオダロン(アンカロン)」を服用している場合には、注意が必要です。もし、その薬を服用していている場合には、必ず申告をしましょう。 

 

今まで治療が困難な病気も医療の進歩で希望が持てるようになりました。今後も良い薬が開発されることを願ってやみません。

(Photo by:写真AC )

著者: whotanさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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