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健康診断・健康管理

杏仁豆腐の上の赤い実はスーパーフード「クコの実 」だった!眼の酸化・コラーゲンの維持に効果あり?!

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海外でモデルのミランダ・カーさんやローラさんなどが愛食していることから、日本でも話題となっている「クコ-枸杞(ゴジベリーとも呼ばれます)」ですが、クコは中国原産のナス科の植物で、中国の伝統医学・中医学においても歴史ある食材であり「滋養強壮・目の疲労回復」に用いられてきたといいます。

 

日本では現在、クコの葉・実は「非医薬品」に、根皮は「医薬品」に分類されていますが、良く目にするのはスーパーの中華食材売り場にある「赤い実」の部分です。

 

実には、「カロテノイド(抗酸化物質)」に加え「アミノ酸・ビタミンB群・ミネラル類」などが豊富に含まれているとされています。では、実際の含有量や効果はどれほどのものなのでしょうか?

 

クコの実は「抗酸化物質」が特に豊富 

クコの実の栄養成分の中でも、特に「ゼアキサンチン」の含有量が多いとされています。

 

■クコの実に含まれる豊富な栄養成分

・カロテノイド(キサントフィル:ゼアキサンチン、カロテノイド:βカロテン)

・フラボノイド(ルチン)

・ミネラル類

・ビタミン類(ビタミンA/ビタミンB1/B2/ビタミンC/ビタミンE)

・食物繊維

・不飽和脂肪酸

・ベタイン

・アミノ酸18種

 

ゼアキサンチンは、眼を酸化から守る働きを持つ 

ゼアキサンチンとは、カロテノイドの一種で「黄班色素」という人の体内で眼の黄班部に最も高濃度に存在し、光による酸化損傷や老化から眼を保護する作用を果たす物質のことです。

 

眼の健康に良いとされる物質には「ルテイン」と「ゼアキサンチン」がありますが、加齢黄班変性症などに代表される黄班部の疾患には、ゼアキサンチン量が関わり、飛蚊症や白内障などに代表される網膜疾患にはルテインが多く関わっていることが分かっています。

 

ただ、どちらの部位にも、両物質は多く含まれていることから、疾患の予防のためには(国際カロテノイド学会によると)両物質を併せて摂ることが推奨されています。

 

眼の各組織の1ミリ平方面積当たりに含まれる黄班色素量(ng) 

■黄斑部網膜

ルテイン:13.98±3.58、ゼアキサンチン:19.06±4.50

■周辺部網膜

ルテイン:64.18±30.10、ゼアキサンチン:34.11±16.38

 

⇒黄班部にはゼアキサンチンの割合が比較的多く、周辺網膜にはルテインの割合が比較的多い。

 

100g当たりのゼアキサンチン含有量は、クコの実が最も多い 

・有機クコ:34.6mg

・パプリカ:0.16mg

・ホウレン草:0.07mg

・かぼちゃ:0.03mg

 

クコの実は、コラーゲンの維持を助ける作用も  

また、クコの実にはその他にもコラーゲンの維持に関わる作用(「ヒドロキシプロリン合成作用(コラーゲンの原料)」、「コラゲナーゼ活性阻害作用」)を持っていることも、株式会社サティス製薬の研究により明らかにされています。

 

「コラーゲン分解酵素」は加齢・紫外線で活性化される 

コラゲナーゼとは、コラーゲンを分解する酵素であり、本来の新陳代謝を超えて必要以上にコラーゲンの破壊・消化が進むと、結果として皮膚中コラーゲン総量が減少すると言われています。コラゲナーゼの活性原因となるのは、加齢や紫外線照射とされています。

 

クコの実は、「コラーゲン分解酵素」を30%阻害した 

株式会社サティス製薬による実験結果では、クコの実抽出エキスのコラゲナーゼ活性阻害作用は、緑茶エキスと同等(約30%の阻害効果)であったことが報告されています。

 

このように、クコの実には主に「眼の酸化予防」「コラーゲンの維持」などに効果が高いことが分かりました。ただ、脂溶性ビタミンも多く含まれていることから、過剰摂取には十分注意しましょう! 

(photoby:pixabay

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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