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健康診断・健康管理

スーパーフード「カムカム」は、全植物の中で最も高いビタミンC含有量を持つ!

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近年、豊富な栄養素を含み低カロリーであるスーパーフードに注目が集まっていますが、その中でも赤い果実「カムカム」は、「地球上に存在する植物の中で最も多くのビタミンCを含む」と言われており、レモンの約50倍量を含んでいるとされています。

 

ビタミンCについて

ビタミンCは、活性酸素の除去・免疫機能強化などの効果がありますが、またその他にも、「クエン酸・ビタミンB群」など疲労回復に役立つ栄養素も併せて含まれています。日々の感染症やストレスへの抵抗力を維持するために、役立つサプリメントと言えそうです。

 

「カムカム」はキウイフルーツの約40倍のビタミンCを含む! 

カムカム(CAMUCAMU)とは、フトモモ科キブドウ属に属する常緑低木植物であり、その木に成るさくらんぼのような2~3cmの赤い果実が食用とされています。原産地はペルーのアマゾン川上流域であり、元々はペルー政府がコカイン栽培を減らすための策としてカムカム栽培を推奨し始めたのが始まりであるようです。

 

日本で入手可能なカムカムは主に「サプリメント・粉末・ジュース」などの形であり、果実は劣化しやすいため輸入販売されていないようです。

 

■ビタミンC含有量

果実にはビタミンCが100g中2800mgも含まれており、他の果物と比較するとアセロラの約2倍弱、キウイフルーツの約40倍も含まれているとされています。

 

・カムカム

2,800mg

・アセロラ

1,700mg(カムカムの約1/1.7倍)

・レモン

50mg(カムカムの約1/56倍)

・いちご

62mg(カムカムの約1/40倍)

・キウイフルーツ

69mg(カムカムの約1/40倍)

 

「感染症予防」「ストレス緩和」「美肌」に効果 

カムカムの成分としては、ビタミンCの他にも、「クエン酸・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン」などの様々な栄養素が含まれており、以下のような効果が期待できます。

 

■感染症の予防(ビタミンC:白血球活性化作用)

■ストレスによる疲労の緩和(ビタミンC:コルチゾール合成)

■美肌・美白効果(ビタミンC:メラニン色素の沈着予防・分解促進) 

■血管・骨・筋肉・肌などの強化(ビタミンC:コラーゲン合成)

■コレステロール値の低下効果(ビタミンC・ビタミンB2・ナイアシン) 

■疲労回復(クエン酸)

 

カムカムのマウス実験・ヒト臨床試験の結果 

■カムカム投与によってマウスの血液細胞保護効果が認められたという実験(PMID: 22542553)

【実験要旨】

マウスの血液細胞にカムカム果汁(ビタミンC含有量:100mLあたり52.5mg)を投与したところ、血液細胞の遺伝子が保護された。

⇒ビタミンCによる抗酸化作用によるものと考えられている。

 

■薬剤性肝障害マウスへのカムカム投与で肝臓保護作用が認められたという実験(PMID: 20208347)

【実験要旨】

薬物性肝障害ラットに、カムカムを含む凍結乾燥果汁を7日間摂取させたところ、肝臓障害が抑制された。

 

■喫煙者へのカムカム投与で、抗炎症作用が認められたという臨床試験(PMID: 18922386)

【試験要旨】

男性喫煙者20名を対象に、70mlのカムカム飲料(ビタミンC含有量:1050mg相当)を7日間摂取させたところ、酸化ストレスマーカーが減少した(活性酸素量・C反応性タンパク・IL-6I又はL-8など)。

 

⇒またこの効果は、ビタミンCのみ摂取した場合には確認できなかったことから、カムカムに含まれるビタミンC以外の成分がこれらの効果に関連していることも指摘されています。

 

高齢での高濃度ビタミンC摂取は、デメリットの可能性?

ビタミンCの抗酸化作用とは、体内で生じる活性酸素を消去する(ラジカルを還元させる)作用のことをさしますが、このことは一方でビタミンC自身が酸化されやすく、ラジカル状態となって反対に細胞障害機能を持つ可能性があることを示しています。

 

いくつかの臨床試験では、ビタミンCの摂取で、血管障害リスク・死亡率が有意に上昇したという結果が見られますが、その一方で有意に血管障害リスクが低下したという結果も見られ、リスク・ベネフィットどちらにも転じる可能性があることを示しています。

 

ただ、徐々に明らかとなっている危険因子があり、「高齢」である場合ラジカルを還元させる電子伝達系の「ユビキチン」やその他還元性物質を作り出す経路が低下していると言われていることから、ビタミンCがラジカル状態から還元されにくいために死亡率が上がるのではないかという見解もあります。

 

コエンザイムQ10がラジカルを還元してくれる可能性も 

この場合、「コエンザイムQ10(ユビキチン)」を摂取することで、補足できる可能性はありますが、その効果に関しては未だ不明な点が多いようです。

 

カムカムの長期間継続摂取に関しても、(できるかぎり食物から)ビタミンEやその他の補酵素産生にかかわるビタミンB群を併せて摂取する、高齢の場合はコエンザイムQ10を併せて摂取するなどの工夫が必要になるかもしれません。 

(photoby:pixabay

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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