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がんの「10年生存率」が発表!10年生存率を知る意味とは?パーツ別のがんの生存率

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日本人の死因で最も多いのががんです。がんは場合によっては簡単に治療ができ、場合によっては有効な治療方法がないこともあります。

そんながんの「10年生存率」が最近発表されました。

10年生存率を知る意味とはなんでしょうか。

 

「治った」と言いにくいがんの特徴

骨折は骨がくっついて機能が回復すれば、完全に治りましたと言えます。

しかし、がんはどんな種類のものであっても、完全に治りましたとは言いにくいところがあります。

 

「転移」や「再発」といった単語が、がんでは言われます。

がんの部分を切除しても、ほかの場所に転移する可能性もありますし、それとは別にがんが全く別の場所に再発する可能性もあるのです。

 

 

がんの「10生存率」発表

2016119日、国立がん研究センターなどの研究グループが、がんの「10年生存率」をはじめて発表しました。

 

もしかしたら、各がんの10年生存率を今までも聞いたことがあったかもしれません。それに対して今回の発表は、さまざまながん以外の条件を除いた10年生存率が初めて発表されたのです。

 

具体的には1999年から2002年までに診断治療を受けた、35287例を追跡調査しています。

ちなみに今まで5年生存率は公表されていました。

 

がん全体は「58%」

がん全体で見たときの、10年後の生存率は58.2%でした。これは同5年生存率と比べると、5ポイントほど低くなっています。

 

場所別の10年生存率はどれくらい?

がん全体では58%となっていますが、当然ながら、がんの種類によってそれは変わってきます。(  )内は5年生存率です。

90%以上

甲状腺がん…90.9%(91.6

 

70%~90%未満

前立腺がん…84.4%(100

子宮体がん…83.1%(84.9

乳がん…80.4%(92.9

子宮頚がん…73.6%(75.1

 

50%~70%未満

大腸がん…69.8%(75.9

胃がん…69%(73.1

腎臓がん…62.8

卵巣がん…51.7%(61.0

 

30%~50%未満

肺がん…33.2%(43.9

 

30%未満

食道がん…29.7%(42.3

胆のう・胆道がん…19.7%(28.9

肝臓がん…15.3%(34.8

膵臓がん…4.9%(9.1

 

10年生存率の意味とは?

転移や再発の可能性があるがんは、大きな治療が終わっても付き合っていく必要があります。

そして10年生存率を見ることで、がんの種類によっては、5年のフォローでよいもの、10年のフォローが必要なものなどがあるとわかります。

 

がん治療の進歩とともに、こうした客観的なデータがあることが、非常に重要と言えます。

 

 

(参考:全がん協加盟がん専門診療施設の診断治療症例について10年生存率初集計)

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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