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生活習慣病

降圧薬のABCDルールってなに?~高血圧の薬物治療~

高血圧の治療には、高くなった高血圧を降圧薬によって調節する薬物治療があります。しかし高血圧の原因はその人の年齢や生活習慣によって大きく異なり、それぞれに全く異なる機能の降圧薬が必要となるのです。

 

そのため高血圧の薬物治療にはABCDルールというきまりがあります。

 

このABCDルールによって、高血圧患者の年齢層により処方する降圧薬を指定しています。

 

・若い年齢の高血圧患者

→AとBであるACE阻害薬やβ遮断薬

・高齢者の高血圧患者

→CとDのカルシウム拮抗薬と利尿薬

 

■降圧薬のABCDルール

1.若い高血圧患者

●A=ACE阻害薬・アンジオテンシン受容体拮抗薬

レニンアンジオテンシンの働きを抑えてくれる薬

若い人はレニンアンジオテンシンが活発に働いているため

●B=β遮断薬

交感神経の働きをおさえる

緊張やストレスによる高血圧に有効

 

2.高齢者の高血圧患者

●C=カルシウム拮抗薬

血管の抵抗を緩めて血圧を低くする

●D=利尿薬

水分の排出による血圧低下

高齢者になればレニンアンジオテンシンはあまり働かない

 

■高血圧の原因は一つとは限らない

ABCDルールはあくまで年齢層によって高血圧の原因を分けているだけであって、それにストレスや喫煙などを加えると非常に複雑化します。

 

勿論そうした複合した高血圧原因は一つの降圧薬では不十分なこともあるでしょう。そのため降圧薬は二つ、もしくは三つ以上の種類の降圧薬を併用することもあるのです。三つ以上の服用の場合は、一つに必ず利尿薬を含める必要があると言われています。

(Photo by://pro.foto.ne.jp/free/product_info.php/cPath/21_27_64/products_id/587)

著者: トゥーさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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