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「良性頭位性めまい」は毎日の簡単な訓練で改善できる?知っておきたい対処法

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最近、テレビ番組「駆け込みドクター!」などで特集され話題となっている「めまい」の治療法があります。

 

この治療法は、薬を使わず毎日の簡単な体操や訓練によって症状を改善させるというもので、この療法の第一人者である横浜市立みなと赤十字病院の新井基洋医師によればこれまで20万人ものめまいを罹患した方に効果があったとされています。

 

めまいの原因の9割は「耳」にあるといわれており、耳にある三半規管や耳石器に異常が起こると、バランスを保つ平衡感覚が不安定になると言われています。

 

良性頭位性めまいとは? 

良性発作性頭位めまい症(良性頭位性めまい)とは、頭の位置が変化した際に、耳の内部にある三半規管のひとつ「後半規管」が刺激されると、それに反応して、短時間の回転性めまいが生じるというものです。刺激される主な理由は、以下によります。

 

・耳の内部(内耳)には3つの半規管(バランス感覚維持に関与)がありますが、このうち後半規管はカルシウム粒子(耳石)がはがれた際に、就寝中など重力によって入り込みやすい位置にあります。

 

・耳石が、後半規管のリンパ液の中を動き、神経受容体(有毛細胞)を過剰に刺激すると脳は誤認を起こし、回転性のめまいを生じさせます。

 

めまい以外の症状について 

・吐き気

・嘔吐

・眼振(眼球が一方向にすばやく動いてから、ゆっくり元の位置に戻る)

 

治療法について 

通常、これらの回転性めまいは、「エプリー法」と呼ばれる運動を数回行うことで改善されることが多いといいます。

 

■エブリー法

寝そべった状態で体を一回転させ、耳石の位置を修正するという治療法です。

 

1)ベッドに座った状態で頭を45度右側または左側(回転性めまいが誘発される方向)に向けます。

2)次に、上体を後ろに倒して、頭がベッドの端から出るように横になります。

3)回転性めまいが発生しますが、続いて頭を反対側に同じ角度まで回します。

4)耳が床と平行になるまで、頭をさらに左側に回転させます。

5)鼻が真下を向くまで頭と体をさらに回転させます。

6)最後に、頭をできる限り左側に向けたまま、上体を起こします(上体が完全に起き上がったら、頭を前方に向けます)。

 

エブリー法の他にも、指を使った訓練が紹介されています。

 

■指を使っためまいリハビリ法

立てた親指を目を動かしながら見続けることで、小脳の活性化を行い、めまいを軽減させるというものです。

 

・左右の運動

1)頭が動かないように左手の人差し指であごを抑える。

2)右手の親指立て、それを目で追いながら30度首を左右に動かす。

 

・上下の運動

1)顔の正面に腕を伸ばし、親指を立てる。

2)親指から目を離さないように首を30度上下に振る。

 

このように、めまいを軽減させるリハビリは数多くあり、その他にも約20種類の運動があるとされています。もしこれらの療法を行っても改善が見られない場合は、めまい専門科を受診することが必要になるということです。 

(photoby:pixabay)

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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