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感染したら切断?!人食いバクテリアへの感染で行う治療って?抗生物質では治療できない?

254aeb83aa0920629ba3083cca6c66c2_s.jpg手洗いうがいが手足の切断を回避することもあります。

風邪やインフルエンザを回避する目的で、「手洗いうがいをしっかり」と言われることはありますよね。

これは「人食いバクテリア」を回避することにもつながります。

 

日本で確認されている人食いバクテリア

人食いとつくとなんとも怖いように思いますが、このバクテリアは日本でも確認されています。

と言うよりも、原因になる菌は何も特別なものではなく、溶連菌などのどこにでもいる菌が人食いバクテリアと化すことがあるのです。

普通の溶連菌などの感染が、突然重症化するのが人食いバクテリアと呼ばれています。

この感染が近年増加傾向にあり、2015年から2016年にかけて過去最多とされているのです。

 

感染したらどうすればいい?

・早期の受診が生死を分ける

重症化した溶連菌感染、つまり人食いバクテリアは、感染すると症状があっという間に悪くなります。

致死率も高く、死亡例に関しても発症後1日~数日で亡くなることが多いです。

そのため、感染が各細胞に回るよりも前に病院に行き、治療を開始することが必須なのです。

 

・抗生物質だけでの治療はほぼできない

菌に対する治療法というと、抗生物質での治療が思い浮かぶかもしれません。

しかし、人食いバクテリアの場合、抗生物質だけで治療ができることはほぼありません。

あくまでも治療の助けとして抗生物質を使うことはあります。

しかし、薬だけで治そうとして、結果手遅れになり、命を落としてしまうようなケースもあるといいます。

 

・基本の治療は手術

人食いバクテリアに感染した場合、手術での治療が原則です。

菌に侵されて細胞が死んでしまった箇所は、手術で取り除く以外に方法がないのです。

例えば太ももに感染が広がった場合、足を切断しなければ、どんどん菌が全身に進行してしまうのです。

重要臓器に感染が拡大すれば、その臓器を切り離すわけにはいきませんから、命を落とすことになってしまいます。

 

・個人病院よりも大きな病院へ

人食いバクテリアの治療は時間との勝負です。

また、発症例もそこまで多くないため、きちんと診断できるお医者さんがいることや設備が整っていることが重要になります。

そのため、町医者にかかるよりも、大きな病院にかかった方がよいでしょう。

 

人食いバクテリアの感染は「糖尿病などで免疫が弱い」「インフルエンザなどのウイルス感染症にかかっている」などのときに起こりやすいです。

特に高齢者に多くみられるということですので、少しでも普段と違う症状を感じた場合には、とりあえず一度病院で診てもらった方がよいですね。

(Photo by:写真AC

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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