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考えておきたい!被災したときに糖尿病の薬が飲めなくなったら?食事に対して薬はどうする?

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糖尿病のために薬を飲んでいるという方は、その薬が手に入らなくなった時のことも想定しておきましょう。薬は自分の判断でやめると余計に病気が悪化すると言われますよね。ではもし突然薬が飲めない状態になったら、どうなってしまうのでしょう?

 

震災と糖尿病

自分で薬をやめてしまう以外に、突然薬が飲めなくなる状況が、震災時など通常の日常生活が送れないような場合です。

いつも飲んでいる薬を持って避難できない、持ってきたけれども避難生活が長引いて、薬の量が少なくなってきてしまうこともあるでしょう。

そんなとき、糖尿病患者はどうやって薬と付き合っていくべきでしょうか?

 

あなたはどんな薬を使っている?

重症度や、体の状態によって、あるいは併発している病気によって、使っている薬は違うと思います。そのため、まずは自分の薬について深く知っていることが必要です。

その上で参考までに薬ごとの対応方法についてご紹介します。

 

・薬をお休みしても危険は少ない

「αグルコシダーゼ阻害薬」「ビグアナイド剤」は、服薬をお休みしても直ちに病気が悪化する危険が少ないと考えられています。

 

・食事によって変わる

「チアゾリジン誘導体」は、ある程度インスリンが分泌されている人に処方されることが多いです。そのため服薬しなくても食事療法によって血糖値を改善することができます。

 

「インクレチン製剤」は、食事のできる状況ならいつも通りの服用・注射で大丈夫です。この薬のみならば低血糖の可能性は少ないです。

 

「SU剤」は24時間効く薬です。そのため食事が満足にとれない状態なら低血糖に注意しなければいけませんから、薬は少なめにしておいた方がよいです。服薬できない場合は、高血糖の症状に注意しましょう。

 

「速攻型インスリン分泌促進剤」は1時間半で効果が半分になります。食事によって量を調節し、食事量が半分になったら薬は1/3にするなど、少なめに服用します。

 

個人差があることを忘れずに

「インスリン」は個人差の大きいものです。そのため医師にあらかじめ聞いておくなど、理解を深めておきましょう。

 

薬が1つだけ出されているかどうかによっても対応の仕方は全く違います。その日ごとに支給される物資の内容も変わってきます。それに応じて対応していくにはやはり、自分が病気や薬について理解しておくことが大切と言えます。

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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