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あなたの同僚、上司、部下にもいるLGBTの方々…みんなが本当に働きやすい職場って?

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あなたの職場にLGBT(性的少数者)の方はいますか?日本では13人に1人がLGBTだと言われています。その割には出会わないと思っていませんか?

もしかしたら、あなたの上司や同僚も本当はLGBTかもしれません。ただあなたに言っていないだけかもしれないのです。

 

LGBTを考える

昨今LGBTへの関心が高まっています。企業でもLGBTに対する対策を考えているところは増えています。冒頭に書いた通り、13人に1人の割合でいると言われるLGBTの方は、それこそ学校の1つの学年でいえば数人はいるということになります。

 

日本では「男」と「女」といった考えが教育や職場、友人関係においても大前提に横たわっています。そんな中で「それ以外」に分類されて苦しむ人がいる状態は、健全とは言えません。

 

教育という場、会社の生産性、健康な友人関係を考えたときにも、LGBTを「考えていくこと」はとても大切な一歩です。

 

LGBTを隠していて困ること

もちろん職場でLGBTであることを隠している方も多くいます。そんな方はどんなことにストレスを考えていると思いますか?

 

・プライベートの会話がストレス

仕事は難なくこなしていても、雑談の際に気を遣うためにストレスを感じることも多いようです。私たちは普段、何気ない会話の中で、男女を区別している会話をしてしまっていることが多い現状です。

 

「彼氏(彼女)いるの?」

「そろそろ結婚とか考えてる?」

「日曜日、誰と買い物に行ったの?」

 

会話の相手に悪気はないですが、こうした会話ではやはり「どこまで話すべきなのか?」「どこからばれてしまうのか?」と神経を使ってしまいます。

職を失うことはありませんが、LGBTへの理解がまだ浅い世の中での日常会話は。本来ならばリラックスできるはずの雑談で気を遣わなければいけない状態です。こういったことが積み重なって大きなストレスになります。

 

・LGBTだと働きづらい環境

企業によって労働環境はさまざまです。大企業だからLGBTの方も働きやすいというわけではなく、むしろ大企業こそ働きづらさを感じる人もいます。

 

古い考えですが、男社会のようなイケイケドンドン風潮の会社は、得てして排他的です。バリバリ働くことこそが会社員のような雰囲気があり、それ以外を認められません。

 

逆に「それぞれの働き方があるべき」と考えられる会社は、LGBTの方も働きやすい会社です。今は子育てや介護をしながらでも働ける環境が求められます。そうした取り組みに力を入れている会社がもっと増えてくれるとよいですね。

 

・LGBTのトイレ問題

男女で明確に分かれているお手洗いで、難しさを感じる人も多いようです。特に見た目が中性的な人はトイレに行くこと自体、周りの目を気にしてしまったりします。あるいは、自分の中で抵抗を感じることもあるでしょう。

 

それによってトイレを我慢してしまい、排泄障害や膀胱炎を生じてしまう人もいるのです。

 

カミングアウト後も困ること

自分はレズビアンである、ゲイであるなど、周りにカミングアウトしている方もいます。もちろんそれによって隠すストレスからは解放されますが、それでも困ることが多く出てきます。

 

・「LGBTの人」としての会話

LGBTの方の知り合いがいる場合、理解を深めようとたくさん会話をするのは良いことだと思います。しかし、LGBTという括りへの興味を前面に押し出されるのは、当事者の方はいい気はしないものです。

 

「手術はするの?もうしたの?」

「男女どっちの気持ちもわかるのね」

「アメリカとかヨーロッパで結婚するの?」

「別に悪いことしてるわけじゃないしね」

 

自分の興味からの本心で悪気なく言った言葉は、自分が持っている「常識」にとらわれ過ぎているのだと自覚したいものです。

知らなかった・意識していなかっただけで、LGBTの方はあなたと同じようにいます。思っているよりも、ストレートの人とLGBTの人は同じです。

 

相手のことを知るためには、LGBTというくくりではなく、その人を知るために、たくさんお話をしてください。まずは、違うところよりは同じところを話した方が仲良くなれるかもしれませんね。

 

困っていることはみんな同じではない

例えばとして困ることを挙げてみましたが、実際にはLGBTの方たちが困っていることは、それぞれ違うことを持っています。それは人が違えば悩みが違うのと同じです。

 

例えばトイレでいうと、絶対に男子トイレでなければ嫌という方もいる一方、別に気にしないという人もいます。

 

一つ一つのことに対して、どうしたいのか?どうしてほしいのか?それを吸い上げるのが、環境を作る人の役割ではないでしょうか?みんなが過ごしやすい環境を作るために、みんなの意見を聞く…突き詰めればストレートの人のそれと変わりませんね。

 

日本人は和を大切にするからか、「同じ」であることに安心を覚えるのかもしれません。けれどLGBTの場合、まずは自分と「同じ」こと、そして「違う」ことをよく知らないといけません。決して違うから排除するのではなく、それも和の中に入っていたのだと気付けるとよいですね。

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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