カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. メンタル >
  3. 性同一障害 >
  4. 悪意はなくても、あなたの誤解が傷つけているかもしれません…LGBTによくある誤解

メンタル

悪意はなくても、あなたの誤解が傷つけているかもしれません…LGBTによくある誤解

8bc646b1862d0d4e5648012f9bfd0db5_s.jpg

自分と「好きなものや嫌いなものが違う」人はどう思いますか?人との付き合い方はそれぞれだと思います。好き嫌いひとつでも、何の好き嫌いが一緒か?趣味か?人の好みか?人と付き合うときに気になる違いは色々とありますね。

 

LGBTの方への誤解はない?

LGBTは、L(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシャル)、T(トランスうジェンダー)のことです。つまり、性的少数者を指す言葉で昔に比べれば、社会的にも寛容になってきたのだと思います。

そんなLGBTの方とお話ししたことはあるでしょうか?ないでしょうか?あまり周りにいないよと感じている人は、LGBTの方たちへの誤解を持っていませんか?

 

こんな誤解していることがあります

LGBTのことを知らないことで、色々な誤解をしていることがあります。「自分はLGBTにもフレンドリーだ」と思っている方でさえ、誤解をしていることがあると言います。具体的にどんな誤解をしていることがあるのでしょうか?

 

・育て方によって起こるもの?

家族にカミングアウトするのは、LGBTの方にとってはとてもハードルの高いことです。特に家族と仲が良ければ良いほどに、その関係が崩れてしまうのが怖いところがあります。

 

その根底には「自分がカミングアウトしたことで、親が自分を責めてしまうのでは?」と考えてしまうことがあります。そこから「病院で診てもらったら治療できるのでは…」と考えれば、よりLGBTの方を傷つけることになります。

けれどLGBTは、育て方や環境で起きるものではなく、治療で治すものでもありません。

 

・障害ではない

LGBTは育て方によって起こるものではなく、生まれつきのことです。しかし障害ではありません。障害は根本的ではないにしろ、治療や療養ができますね。しかしLGBTは障害でもなんでもなく、「正常」です。

 

・変わることを期待してはダメ

「育て方によって起こるもの」「障害」に通じるところですが、いずれは「フツウ」になってくれると思ってはいけません。

特に子どものうちは、親が「今はこう言っているけど、いずれは変わるはず」と思うのかもしれません。決して言葉に出さなくても、その思いは相手に伝わります。

 

・LGBTを混同している

残念ながら、LGBTの方を全部「ニューハーフ」として考えている人はいます。あるいは、同性愛とトランスジェンダー(性同一性障害)を同じと考えている人もいます。

知らないことを責めることはなかなかできませんが、違いを知らないことがLGBTの方々を傷つける可能性があることは、知っておいてほしいところです。

 

・LGBTだけではありません

LGBTというと、先に書いたように、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーだけと思うかもしれません。

しかし実際にはそれ以外にもたくさんあります。アセクシャル(男女にも性的欲求を抱かない)・パンセクシャル(すべてのジェンダーに関心を抱く)などがその例です。

 

そうした方々も、「人間が嫌いなんでしょ?」「誰でもいいんだ」など、それぞれに受けている誤解があります。セクシャルマイノリティはとてもたくさんの分類がされており、もはや個性と言ってよいと思います。そのため分類にはめ込んでばかりいるくらいなら、目の前の相手と話をして、よく知ることの方がよっぽど有益です。

 

・性的虐待を受けたのではありません

LGBTや特にアセクシャルの方に対して、「性的虐待を受けた経験から、性欲がフツウと違う」と思い込む人がいます。こうした変な見方をする人は意外に多いようです。時にはマイノリティについて理解しようと情報を集めている人こそ、こうした知識を持っていることがあります。

 

自分だったらどうかを考えたい

例えば「あなたは女なんだから子どもを産むでしょ」と言われたらどうでしょう?

あるいは「左利きならスポーツ得意でしょ」と言われたらどうでしょう?

そうだなと思う人もいるかもしれませんが、「いやいやそんなのでくくらないでよ」と思うかもしれません。女、男、左利き、右利き…の前に「私」なんだぞ!と言いたくありませんか?

 

大きな視点から見たり、大ざっぱに相手のことを知るのに、カテゴリー分けをするのは必要です。ですがそこから先は「相手」のことを知るのに専念したいですね。

 

お医者さんだって完璧に診断できない

セクシャルマイノリティの分類はたくさんあり、細かくなってくると専門医でも完璧に診断することができないこともあります。ただ診断がつくのは、当事者が安心するために必要なだけかもしれません。

そもそも「通常」のことなのですから、自分が納得して答えを見つけられれば、診断がなくてもそれで問題はありません。

 

専門医でも曖昧な部分があることを、知識の浅い素人がちゃんとわかっているはずがありません。「わからないこともたくさんあるもんな」「いろんな人がいるからなぁ」と普通に考えられるとよいですね。

 

人と人ですから、その間に「誤解」があるのは仕方のないことです。しかし偏見を受けやすいLGBTの方からすれば、「誤解=偏見」になりやすく、敏感な部分でもあります。だからこそ、こうした誤解を少しでも自分の中から捨てていきたいですね。

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

性同一障害に関する記事

「パンセクシャル」「アライ」って知ってる?LGBT以外にも知っておくべき、たくさんの性指向

自分と全く同じ人間はいません。「みんな違ってみんないい」はたくさんの人が知っ...

あなたの同僚、上司、部下にもいるLGBTの方々…みんなが本当に働きやすい職場って?

あなたの職場にLGBT(性的少数者)の方はいますか?日本では13人に1人がL...


LGBTの子どもと学校生活…まずは大人が正しい知識を!LGBTの現状と取り組み

「LBGT」という言葉を知っていますか? 2015年に全米で同性婚が合法化...

カラダノートひろば

性同一障害の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る