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子供の脳は「電磁波」を4倍吸収しやすい?長時間・近距離でのスマートフォン使用に注意を!

people-315907_640.jpg最近の米国小児科学会(AAP)報告で、「米国都市部の低所得家庭の幼児ほぼ全員が携帯機器を利用しており、4歳までに大半の幼児が自分の携帯電話を所有している」という内容が伝えられました。

 

日本においても、赤ちゃんを泣き止ませるためにスマートフォンを使わせる例も増えてきているといいますが、長時間使用による電磁波の脳への影響が懸念されているという側面もあります。

 

では、実際海外で行われた調査では、具体的にどれほどの脳への影響が報告されているのでしょうか?

 

携帯電話の電磁波は「電子レンジ」と同じ周波数を持つ?

子供に携帯を持たせることで懸念されているのは「電磁波」の影響です。電磁波とは、金属に電流を流した際などに発生する磁気の波のことを言いますが、この磁気の力が強すぎると「人の遺伝子を構成している原子から電子を奪い取り、遺伝子が傷ついて細胞ががん化する」といった危険性があると考えられています。

 

携帯電話から発せられる電磁波は、2.5GHz(ギガヘルツ)程度の高周波であり、これは家庭内の電化製品でも電子レンジと携帯電話だけがこのような高周波を持っているとされています(一方、他の電化製品はほとんどが50~60Hzの超低周波に分類される)。

 

しかし、出力数が電子レンジと携帯電話では1000:1程度と大きな差があるため、実際は長時間の使用でなければそれほど影響は及ぼさないとも言われています。

 

携帯電話と電子レンジによる電磁波の比較

 

■携帯電話

周波数:2.5GHz

出力:0.6~0.8ワット

 

■電子レンジ

周波数:2.45GHz

出力:500~600ワット

 

携帯電話長期間使用の影響に関する研究結果

ただ、長期間に及ぶ携帯電話使用の脳を影響を調査したスウェーデンの研究では、以下のように脳腫瘍のリスクが増加したという報告もあります。

 

■10年以上の携帯電話使用で、耳に押し当てた側の聴神経腫(脳腫瘍)リスクが3.9倍に増加したという調査結果

(PMCID: PMC2092574)

【調査方法】

スウェーデン在住の217人の脳腫瘍を持つ患者と、コントロール群439人を対象としたアンケート調査

 

■携帯電話の長時間、頻回の使用で脳腫瘍リスクが1.5倍増加したという調査結果

(PMID: 19513546)

【調査方法】

スウェーデン在住の約2,000人の脳腫瘍(良性・悪性)を持つ患者と、コントロール群約2,000人を対象としたアンケート調査

 

これに対し、WHOの発表では(2010年インターフォン研究)、「携帯電話と聴神経腫(脳腫瘍)に関連性がない」と報告されているようですが、調査方法に問題がある、実験データの公表が全て行われていないなどの指摘もあります。

 

子供では、さらに脳への影響が強まる可能性

また、子供の場合大人よりも、頭の骨や皮膚が比いことで電磁波に対して脆弱である可能性が示唆されています。

 

■20歳以下から携帯使用を始めた人は神経膠腫リスクが5.2倍、聴神経腫リスクが5.0倍に増加したという調査結果

(PMID: 19513546)

【調査方法】

スウェーデン在住の約2,000人の脳腫瘍(良性・悪性)を持つ患者と、コントロール群約2,000人を対象としたアンケート調査

 

■子供の脳は大人より、5歳で4倍、10歳で2.5倍電磁波を深く浸透させるという研究結果

(IEEE Trans Microw Theory Tech, 44 (10) (1996), pp. 1884?1897)

 

■子供の脳は大人より、海馬と視床下部において最大3倍、小脳において2.5倍電磁波を吸収するという研究結果

(Phys Med Biol, 55 (2010), pp. 1767?1783)

 

子供を電磁波から守るための10箇条とは?

日本においては、携帯電話による電磁波の悪影響に関するニュースや研究報告があまり大きく報道されない傾向にあるようですが、海外の中でもヨーロッパにおいては子供の携帯電話使用制限・禁止勧告が設けられたり、携帯電話の電磁波へ規制強化が行われていると言います。

 

では、日本国内で個人が気をつけられる予防手段としては何があるのでしょうか?米国ピッツバーグ大学が発表した10箇条の予防手段が参考になるようです。

 

ピッツバーグ大学 10の予防的手段

1) 緊急時以外には子どもに携帯電話を使わせない。

2) 通話時は端末を身体から離す(スピーカーフォンタイプの装置などを利用する方法もある)。

3) バスなど乗り物の中で使用しない(他の乗客を電磁波に曝露させてしまう)。

4) 携帯電話を常時身体に密着して持ち歩かない(就寝時枕元に置かない、妊娠中は厳禁、電源をオフにする)。

5) 携帯が体に密着する「向き」に気をつける(操作キーが並んでいる面を身体の側に向けるようにする)。

6) 携帯電話の通話時間はできるだけ短くする。

7) 通話中に当てる耳を交互に切り替える(右側、左側)。

8) 電波の弱いところや高速で移動している時に通話しない(近接した基地局とつなげるため、最大出力の電波を頻繁に出している)。

9) 通話でなくメールで済ませるように心がける。

10) メーカーHPで機種のSAR値(人体に吸収される電磁波熱量の基準値)を調べ、最も小さい機種を選ぶこと。

 

このように、できる限り用のないときは携帯の電源をオフにし、体から離すようにすることが重要であるようです。子供の近距離・長時間使用ではさらにリスクが懸念されているため、できる限り使用時間を決める、寝転んで使わないようにするなどの工夫が必要になりそうですね。

(参照ウェブサイト:千鳥整体漫録

(photoby:pixabay

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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