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妊娠・出産

妊婦さんはやっぱり辛い物はダメ?妊娠中の辛い物のメリット&デメリットをチェック!

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「妊娠中は辛いものは食べちゃダメ」と言われたりします。

実際にお医者さんに辛いものは食べちゃダメと言われたことのある妊婦さんもいるでしょう。

では本当のところ、妊婦さんは辛いものを食べていいのでしょうか?

ダメなのでしょうか?

 

妊娠中、実際は辛いものを食べてもいいの?

妊娠中は何をするにもこれは大丈夫?ダメ?と気になります。

薬はもちろんですが、日ごろ口にするものはあれこれと気を使いますよね。

 

・辛いものは食べちゃダメ?

特に辛いものが好きだという妊婦さんは、妊娠した途端に辛いものは食べちゃダメと言われると我慢しなければいけませんね。

結論を言えば、「絶対に辛いものを食べてはいけません!」ということはありません。

 

辛いものというとカレーなどがありますが、カレーを週に1回とか2回食べるくらいなら問題ありません。

あるいはキムチに関しても、大量に食べ過ぎるのはやめた方がいいですが、付け合わせ程度の量を食べるのなら問題ありません。

 

実際に妊婦さんが入院しているときに、病院食でカレーが出されることもありますよ。

 

・辛いものをたくさん食べる国ではどうしている?

妊娠中に食べてはいけないものというのは、国によって違ったりしますよね。

辛いものを普段からたくさん食べる国というと、近い国では韓国があります。

 

韓国はキムチを各家で手作りするなど、日常的に辛いものをたくさん食べますよね。

そんな韓国では妊婦さんだからといって、唐辛子が入っているような辛いものを制限することはありません。

キムチも妊娠前と同じように食べます。

 

あるいはインドは基本的に3食すべてがカレーです。

インドの場合自分の家でスパイスなどを調合しますから、妊娠中に食べるものもある程度自分でコントロールできます。

その分日本とは違いますが、香辛料を摂取していることに変わりはありません。

 

もちろん、食文化が違うという点は大きいです。

普段から辛いものを食べているかどうか、辛いものへの耐性があるかどうかも影響しますので、韓国の文化をそのまま日本に持ってくるというわけにはいきません。

 

・妊娠初期でも後期でも◎

妊娠初期は特に辛いものが流産の可能性をあげてしまうのではないか?という部分が気になるかもしれません。

 

しかし、妊娠初期の流産はそのほとんどが、胎児の遺伝子の問題などです。

ですから、食べ物によって流産するということはほとんどありません。

もちろん安定期に入った妊娠後期でも同じです。

 

場合によっては妊娠して味の好みが変わり、無性に辛いものが食べたくなることがあります。

そんなときでも適度にであれば辛いものを食べてもOKですよ。

 

辛いものを食べることのメリット

では、具体的に辛いものを食べることのメリット・デメリットにはどんなことがあるのでしょうか?

上手に付き合うために、妊娠中に辛いものを食べる影響を知っておきましょう。

 

・香辛料の嬉しい効果

香辛料というのは漢方にも共通するものが多く、体への良い影響を持っているものがたくさんあります。

 

例えば唐辛子を食べると汗をたくさんかくのは、新陳代謝を活発にしているためです。

これによって冷えを改善することもできますよね。

妊娠中の冷えは大敵ですから、妊婦さんにとって嬉しい効果です。

 

またターメリック(ウコン)は、消化を助けて消化不良を解消してくれる働きがあります。

香辛料もうまく利用すれば体に嬉しいメリットがあります。

 

・キムチには嬉しい乳酸菌がたくさん

キムチは発酵食品で、乳酸菌がたくさん含まれています。

乳酸菌は腸内環境を整えてくれる働きを持っているので、胃腸の不調を持っている妊婦さんには嬉しいですね。

妊娠中に便秘や下痢で悩んでいるという妊婦さんにはもってこいです。

 

ただしキムチは塩分も強いですから、味が薄めでまろやかなタイプのキムチを選んだ方がよさそうです。

キムチ鍋やスープにすると体も温まり、野菜もたくさん摂れるのでいいですよ。

 

辛いものを食べることのデメリット

デメリットというのは、つまりダメと言われる理由ですね。

妊娠中に辛いものを食べるのがダメと言われるのは、辛いものに対する体の反応を考えて言われています。

 

・急性膵炎

辛いものというはすなわち刺激物ですよね。

体が刺激物を摂取すると、胆汁が活発に分泌されます。

その結果、急性膵炎を起こす可能性があるんです。

 

そうすると排便の時に痔を刺激してしまって悪化させることがあります。

特に妊娠中は痔で悩む妊婦さんも多いですから、それに拍車をかけるようなことはあまりしたくありませんよね。

 

・胃への刺激

辛いものは胃を刺激します。

それが食欲を活発にさせてくれることもありますが、妊娠中は、そもそも胃もたれや胃痛を起こしやすくなります。

そんなときの胃への刺激は、余計に症状を悪化させることになるケースもあります。

 

場合によっては、腸が刺激されて下痢を起こすこともあります。

痔を持っていると下痢もまたつらいですよね。

 

・むくみと体重増加に注意

辛いものを食べるとそれを緩和させようとたくさん水を飲んだり、ご飯をたくさん食べたりしがちです。

その時に水分を摂りすぎればむくみの原因になり、むくみが定着すれば高血圧の原因にもなります。

またご飯もたくさん食べ過ぎれば体重増加につながり、これも高血圧を引き起こすことにもなりかねません。

 

辛いものを食べると汗もかきますが、水分摂取はその兼ね合いも考えながら、適度にしていく必要があります。

 

・塩分の方が危険

キムチの例もそうですが、辛いものはその辛味に負けないように塩分も多く含まれていることが多いです。

しかも辛いものはその辛さに隠れて塩分を感じにくいので、塩分過多に気づけないのもまた問題です。

塩分の過剰摂取をしないためにも、辛いものは少量にし、あまり頻繁に食べない方がよさそうですね。

 

食べてもいい&食べるのは良くない食材をご紹介

・食べてもいい食材

妊娠中に食べてもいい辛いもので、一番のオススメはカレーです。

カレーはターメリックやコリアンダーなどのいくつかの香辛料がすでにブレンドされています。

つわりなどで食欲が落ちているときには、主食と一緒にさらっと食べられる食べやすさも嬉しいですよね。

また、カレーにはサポニンという栄養素も含まれていて、糖や脂質の代謝を助けてくれるので体重管理も助けてくれます。

 

ただし、「激辛」などではなく、辛さを抑えめにしたものを食べることをおススメします。

さらに、先ほども書いたように乳酸菌が多く含まれたキムチもおススメです。

 

・食べるのは良くない食材

基本的に食べてはダメという辛い物はないですが、辛みが強いものは、そのまま体への刺激が強いということですから避けた方がいいでしょう。

普段から辛い物を食べなれているのであっても、妊娠中の体ではその刺激に過剰反応してしまうことがあります。

 

種類で言えば、ハバネロなどの激辛と言われるくらい辛みのあるものは、医師も妊娠中の摂取をNGとしています。

辛すぎるというのはママの体によくありません。

 

辛い物を食べるときに注意したいこと

これまでの点を踏まえて、妊娠中に辛い物を食べる際に注意したいことを確認しましょう。

 

・量と頻度に気をつける

妊婦さんでなくても、頻繁にたくさん辛い物を食べると胃が荒れることがあります。

特に妊婦さんは免疫力が低下し、刺激に対して敏感な体になっていますので、気をつけなければいけません。

辛い物に含まれる塩分のことを考えても、週に1・2回、キムチならば小鉢程度など量にも頻度にも気をつけましょう。

 

・辛さは抑えめで

辛い物の発汗作用や体を温める作用は妊婦さんに嬉しい効果の一方、辛すぎるのはNG。

辛さの段階が選べるものならば、辛くない方を選んで食べるようにしましょう。

 

最後に

辛さは味覚ではなく痛覚と言われます。

このように辛みというのは体にとって非常に刺激の強いものなんですね。

自分の体が辛い物に対してどんな反応をするかよく観察しながら、適度に妊娠中でも辛い物を楽しんでくださいね。

 

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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