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生理の時の茶色い出血は大丈夫?原因や考えられる病気って?

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生理で出てくる血液というのは、鮮やかな赤色が普通です。

その色がちょっといつもと違ったりすると不安になりますよね。

 

子宮から出てくる血液やオリモノの色は、体の状態を知るバロメーターになります。

ここでは生理の時の色に注目してみます。

 

生理が茶色いのはどうして?

生理のときに茶色い血液が出ると、たとえ量が少なかったとしてもちょっと不安になります。

これって誰にでも起こること?それとも何か体からのサイン?など色々と考えてしまいます。

どうして生理で茶色い出血が起きるのでしょうか?

 

・経血が酸化した

出た直後の経血が赤くても、これが時間を経て茶色く変色することがあります。

ナプキンの上に出た経血がそのままになっていると、空気に触れている時間が長くなり酸化してしまいます。

これは何も経血だけに起こることではなく、腕などから出た血液が空気に触れても茶色く変化します。

 

例えば、ナプキンを替える頻度は少なくないでしょうか?

特に生理後半になると経血の量が少なくなっていくので、ナプキンの交換が少なくなりがちです。

そうするとナプキンの上に出た経血が酸化して茶色くなります。

 

経血はナプキンの上に出た瞬間から酸化が始まり、だいたい3時間くらいで完全に酸化してしまうとされています。

しかし、経血が多いときには重なるように次から次に経血が出るので、ちょっと長い時間ナプキンを替えなくてもそれに気づきにくいです。

 

・子宮の中で経血が酸化していた

子宮の中に経血が溜まったままになると、子宮の中で酸化が起こり経血が茶色になることがあります。

そのときには出てきた瞬間から経血が茶色くなります。

なぜ子宮の中で経血が酸化してしまうのでしょうか?

 

1つ考えられるのは、経血の量が多すぎるケースです。

生理の際に経血の量が非常に多かった場合、生理中にすべての経血をきれいに排出できないことがあります。

そうなると、この輩出しきれなかった経血が子宮の中で酸化してしまって茶色い血液となって出てきます。

経血の量は女性ホルモンのバランスによって決まるとも言われていて、女性ホルモンのバランスが乱れている可能性が考えられます。

 

生理が終わった少し後に、茶色い経血が出ることもあります。

これは骨盤のゆがみなどによって経血が全部出しきれずに子宮の中に残ってしまい、何かの拍子でそれが出てくることによります。

20代後半~骨盤のゆがみが目立ってくる頃に起こり始めます。

場合によっては、残った血液が次の生理まで子宮の中に残ってしまうこともあります。

 

・子宮や膣に傷がついている

もし生理のときに子宮や膣に傷がついていたとして、そこから出血があっても、経血と一緒に出ていきます。

そのため、傷口からの血液が子宮や膣に溜まることは基本的にはありません。

 

しかし、もし生理の時以外に傷ついた場合、上手にその血液が排出されずに、次の生理までそこにとどまるケースがあります。

そうなると出血してからずいぶん時間が経ってしまっていますから、茶色い出血として出てきます。

 

子宮や膣に傷がついているというと、ちょっと不安になってしまうかもしれません。

しかし、茶色い血液が出てきたということは、それ以降の出血はないということですから、傷口はふさがって出血も止まっていると考えてよいです。

そのため、あまり気にしすぎる必要はありませんが、体調の変化などには気を配っていた方がよいでしょう。

 

・女性ホルモンのバランスが乱れている

分泌される女性ホルモンは2種類あり、女性は周期の中でその二つのバランスが変化していきます。

常に変わっていくものですし、ストレスなどでバランスも乱れやすいのが女性ホルモンの特徴です。

女性ホルモンは卵巣から分泌されますが、その卵巣の問題かもしれませんし、卵巣に指令を送っている脳に問題があるのかもしれません。

 

いずれであっても、女性ホルモンのバランスがくずれてしまうと体調も不安定になりやすく、生理の時に経血を外に出そうとする力が十分でなくなることがあります。

こうなると排出しきれなかった経血が子宮の中で酸化してしまい、茶色い経血となって出てくることになります。

 

・未成年は機能が未熟なために起こる

小学生や中学生などの若い年齢で茶色い血液が出るケースもあります。

この場合考えられるのは、まだ十分に女性器が発達していないということです。

発育が未熟なので女性ホルモンの分泌も安定しませんし、経血を外に出す力も弱いです。

 

また、多感な時期ですから、ストレスや生活のリズムの乱れなどが、生理に影響していることもあります。

 

茶色い生理で考えられる病気は?

生理の時に茶色い血が出るのは、健康な状態でもあることが分かりました。

しかし、それはあくまでそうしたケースがあるというだけであって、絶対に病気ではないと言えるわけではありません。

では、茶色い生理の時に考えられる病気というのはあるのでしょうか?

 

・子宮内の炎症の可能性

先に紹介した子宮や膣の傷というのは、性行為などでつくことがあります。

小さい傷であれば少し出血が起こっても傷口はふさがり、出血はその時だけというのが普通です。

 

一方、子宮などで炎症が起きているときにも出血が起こることがあります。

炎症が起こってただれるような状態になって、出血が起こります。

 

子宮や膣の場合、細菌感染によって炎症が起きることがあります。

クラミジアなどの性感染症や、他の感染によって起こる子宮内膜炎、子宮膣部びらんなどで炎症が起こり出血します。

この場合、感染を治療しなければ炎症はおさまりませんので、茶色い出血が長引くのが特徴です。

 

・子宮内にできた腫瘍

良性腫瘍でも悪性腫瘍でも、子宮内に腫瘍ができているときには茶色い出血が起こることがあります。

これも腫瘍を治療しない限り出血がおさまることはありません。

ですから、少量でも出血が長引いているような場合には注意が必要です。

 

特に悪性腫瘍の場合には、出血の他にオリモノの臭いや量に変化が出たり、その他の点で自覚症状が出やすいです。

茶色い出血だけでなく、そういったサインも見逃さないようにしましょう。

 

こんな経血の状態には注意!

経血の色も気になりますが、生理の時に注目するべきは色だけではありません。

その他の経血の状態にも注意して見てみましょう。

 

・経血の量が多い

普通、経血の量は1回の生理で50~150mlとされています。

といっても、数字で聞いてもいまいちピンときませんよね。

 

経血の量が多すぎる場合というのは、ナプキンを1時間ごとに交換しないともれてしまうような場合です。

また、レバーのようなかたまりが2日以上出たりします。

これは過多月経と言われますが、原因として無卵生月経や、卵巣の機能不全が考えられます。

経血の量が多すぎてしまうと貧血の原因にもなります。

 

・経血の量が少ない

多い日のはずなのに経血の量が少ないのも問題です。

これは過少月経と言われ、卵巣機能が未熟なことが原因の一つとして考えられます。

その場合、卵巣機能が成熟していくのを待つ必要があります。

 

しかし、生理が順調に来ていたのに、過小月経になってきた場合、無月経の移行段階と考えられるので早めに病院で診てもらったほうがいいです。

 

最後に

特に問題のないことの多い茶色い経血ですが、連続したり、量が多かったりする場合には特に注意が必要です。

また、腹痛やおりものの変化などその他の症状についても、茶色い出血に伴って出ていないか、意識して確認するようにしましょう。

 

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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