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排卵後の体の状態って?排卵後に見られる症状、気になる妊娠のこと

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毎月やってくる「排卵」は、妊娠を考えるときにとても重要になってきます。

とはいっても、排卵や排卵日という言葉は知っている一方、実はよく知らないことも多いのではないでしょうか?

そんな排卵と体の関係についてご紹介していきます。

 

排卵をきっかけに体はどう変わる?

排卵というのは、生理の周期の中の1つの出来事です。

生理周期によって女性の体は変化していくものですが、排卵後には女性の体はどのように変わるのでしょうか?

 

・排卵を境に変わる基礎体温

基礎体温の典型的なグラフでは、約1ヶ月の生理周期の中で、グラフが2つの層に分かれます。

「低温」と「高温」の2つの層ですが、低温期から高温期に移行するときにガクンと基礎体温が下がるときがあります。

その付近が排卵日であり、排卵日を境に高温期に移行します。

 

・高温期になったら体はどうなる?

排卵後に基礎体温が高温になると、体にはどんな変化があるのでしょう?

 

もしこの時に受精していたら妊娠ということになりますよね。

受精していなくてもこの時期の女性の体は、受精卵が着床しやすいように変化します。

 

栄養をため込み、水分をため込もうと体が働くのです。

実際に感じることはないかもしれませんが、胃腸や水分の排泄機能が少し低下します。

これによって子宮内膜に厚みを持たせています。

 

・生理前までの期間で体重が増える人も多数

生理前までこの期間は続き、食欲が増して体重が2、3キロくらい増えることもあります。

 

排卵後のおりものの変化って?

おりものも生理の周期によって変化しているのを知っていますか?

気づきにくいですが、実は生理の時が一番おりものの量も多いんです。

では、排卵後のおりものはどう変わるのでしょうか?

 

・おりものは何によって変化する?

おりものの量は、女性ホルモンのうちの卵胞ホルモンに比例します。

卵胞ホルモンが多い時にはおりものも多く、少ないときにはおりものも少ないです。

 

・排卵後のおりものの変化

排卵の前後でホルモンの分泌量が入れ替わり、排卵後には卵胞ホルモンが減少し、黄体ホルモンの方が増えていきます。

それに伴っておりものの量は減っていき、生理の前になるとまた増えます。

 

さらに、排卵の前後でおりものの状態も変わります。

排卵期には卵の白身のような状態で、透明なゼリー状で、指につけると粘り気があるのが特徴です。

排卵後になるとそれが白く濁ってきて、粘り気も少なくなってきます。

 

排卵後に見られる症状、考えられる原因

排卵の前後でホルモンバランスが大きく変化するため、排卵後に色々な症状を感じることもあります。

では具体的にどんな症状があるでしょうか?

 

・腹痛

排卵の前に感じる人もいますが、排卵後に腹痛を感じることもあります。

特に排卵後に感じる腹痛の場合、卵巣から卵子が放出されたとき卵巣の表面が破れることに原因があります。

これによって卵巣表面に傷がつき出血することもあります。

この傷でひきつるような痛みを感じます。

 

・腰痛

排卵の後に腰痛が起こることもあります。

これは女性ホルモンの変化が原因にあると考えられます。

ホルモンの影響で腰回りが冷えやすくなってしまって、骨盤の動きがスムーズにいかなくなります。

この骨盤の動きが制限されることで、その周りの筋肉が痛くなり腰痛として感じるのだと言います。

 

・胸の張り

排卵を境に女性ホルモンの分泌が変わると書きましたが、排卵後には黄体ホルモンの分泌が増えていきます。

この黄体ホルモンは女性が妊娠するのに欠かせないホルモンで、これが乳腺を刺激します。

そのため、胸の張りや痛みといった症状を感じやすくなります。

妊娠していればこれは体にとって必要な準備になりますが、妊娠していなければこうした症状は消えていきます。

 

・片頭痛

排卵後に減少する卵胞ホルモンですが、このホルモンが急に減ることで脳内物質が影響を受けます。

セロトニンという脳内物質で、これは脳の血管を拡張させる作用を持っています。

このセロトニンの作用が片頭痛を引き起こす原因になります。

 

片頭痛の場合、血管が拡張して起こりますので冷やしてあげたり安静にすることでよくなりやすいです。

ただし、卵胞ホルモンによって起こる片頭痛というのは、市販の頭痛薬では効かないことの方が多いです。

もし毎回、頭痛がつらいならば産婦人科で相談してみるとよいでしょう。

 

・眠くなる

黄体ホルモンの分泌が増えると眠くなるという女性は少なくありません。

よく雪山で寒さで眠くなるシーンがありますが、人は体温が下がると眠くなる性質があるんですね。

特に1日の中の体温の上下によって、人は睡眠をコントロールしていると考えられています。

 

黄体ホルモンが分泌されているときは高温期と言われる時期で、基礎体温の高い期間です。

そのため、1日の中の体温の変動があまりなく、夜間の睡眠が浅くなりがちになります。

さらに夜間も体温が高いままなので眠りにくくなります。

その結果、夜にきちんと眠れず日中に眠気が襲ってくるということになります。

 

・もしかしたら妊娠超初期症状かも!?

排卵日の後に感じる症状は、排卵に伴って見られる症状かもしれません。

しかし、一方で妊娠の超初期症状のこともあります。

では、妊娠の超初期症状だとしたらどんな症状があるのでしょうか?

 

下腹部痛(着床痛)

胸の張り・痛み

風邪のような症状(熱っぽさ・だるさ・眠気・鼻水など)

情緒不安定

おりものが増える

 

これらの症状が排卵日の後に起こることがあります。

ただ、超初期症状はすべての人に起こるわけではありませんから、これらの症状が排卵日後にないからといって妊娠していないわけでもありません。

 

排卵から受精・着床ができる期間

では、放出された卵子が実際に受精した場合を見てみましょう。

妊娠を目指している夫婦からすれば、妊娠するための押さえておきたいポイントです。

 

・受精できる期間

そもそも受精というのは、女性と男性が性行為を行い、女性の卵子と男性の精子が合体して受精卵が生まれることです。

そのため、元気な卵子と精子が同時に女性の体の中で存在しなければいけませんね。

 

まず、卵子の寿命から考えてみます。

成熟した卵子が排卵日に放出されてから卵子がその機能をなくすまでの寿命は、24時間とされています。

その中でも特に受精しやすい時間は排卵してから6~8時間です。

 

一方で、精子の寿命は平均して3~4日とされています。

長ければ10日ということもあるようです。

精子の方が寿命が長く、女性の月一回に放出される排卵とは異なり、毎日生産されます。

 

こうして考えると、受精できる期間というのは排卵後約1日、つまり卵子の寿命によって決まると考えていいでしょう。

 

・受精から着床までの期間

受精するのは卵管采という場所で、そこから受精卵は細胞分裂を繰り返しながら卵管を進んでいきます。

受精してから4~6日間かけて細胞分裂を繰り返しながら、胚盤胞という状態まで成長したくらいで、子宮にたどり着きます。

ここで子宮内膜に着床するタイミングを見計らっているのです。

 

そして一般的に、受精してから7日目くらいに着床が起こると言われています。

さらにここから着床がきちんと完了するまでは、5~7日ほどかかるとされています。

完了というのは、受精卵がきちんと子宮内膜に埋まることです。

そのため、きちんと着床が完了するのは、受精から12~13日くらいと考えられています。

 

最後に

妊娠を希望しているならもちろん、妊娠の可能性がなくても排卵の後は体調が大きく変化しやすいです。

普段から生理周期に即して自分の体調を把握しておくことで、妊娠したときにもわかりやすいですよ。

排卵日を知って上手に付き合っていきたいですね。

 

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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