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生理中に食べたくなるチョコ…なぜチョコが欲しくなる?食べてもOK?NG?

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生理になると無性に特定のものが食べたくなることはありませんか?

普段は特別食べたいと思わないのに、生理になった途端に食べたくなる…特に多くの女性が食べたいと感じるのが「チョコ」です。

生理とチョコにはどんな関係があるのでしょう?

 

生理中にはチョコがほしくなる?

生理中や生理前の期間になると、無性にチョコレートが食べたくなるといった経験をしたことがあるでしょうか?

普段からチョコレートが好きな女性も多いでしょうが、特に生理の付近になると食べたくなるケースが多いようです。

甘いものが食べたい気分が高まってきたから、生理がそろそろ来ると分かるようなこともあります。

 

ダイエットで頑張っているときに、体がチョコレートをほしがるとなると、何だかダイエットにもブレーキがかかってしまいます。

チョコはストレス発散にもなると言いますが、ストレス発散くらいでおさめられないほど、チョコを食べてしまうこともあります。

普段は抑えられている欲求が、どうして生理前や生理中に爆発してしまうのでしょう?

 

なぜチョコが欲しくなるの?

生理のときにチョコレート(甘い物)を欲するのにはどんな理由があるのでしょうか?

生理という体の状態と、チョコレートとの関係を考えてみます。

 

・ホルモンの影響

生理の前から女性の体の中では、コルチゾールというストレスホルモンの分泌が増加します。

その反対に、喜びなどのプラスに働くセロトニンというホルモンの分泌量は減少します。

その結果、ストレスを感じやすくなった体はコルチゾールに何とか対抗しようとします。

そのためセロトニンをたくさん放出しようとするのですが、その時に必要なのが甘いものなんです。

 

甘いものを食べると、脳内に一時的にセロトニンが広がって気持ちが落ち着くようになります。

ただ、それもその時だけで、しばらくすれば甘いものの刺激は消え、再びコルチゾールによるイライラを感じるようになります。

その繰り返しが起こってしまうのが、生理前から生理中です。

 

・女性ホルモンの影響

生理前には黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンの分泌が盛んです。

このホルモンの働きにあるのが、体温をあげたり食欲を増進させることで、これによって妊娠のために必要な体を作ろうと働きます。

 

その黄体ホルモンの作用の中のひとつが「血糖値を下げる」働きです。

血糖値が下がる低血糖の状態は、人の体からすれば回避するべき状態ですから、当然血糖値を正常範囲に戻そうとします。

中でも手っ取り早く血糖値をあげられるのが、チョコレートなどの甘い物ということです。

 

・生理前からの疲れ

生理前になると寝つきが悪くなったりして疲れが十分にとれず、蓄積してしまう傾向があります。

精神的なストレスもそうですが、身体的なストレスも体は敏感に反応します。

そのストレスを解消するために、すぐに体の中でエネルギーとしてかわってくれるチョコレートなどの甘いものを欲してしまいます。

 

生理中にチョコ、メリット&デメリットを解説!

生理前から生理中にチョコレートが食べたくなるのは体の反応だとして、そもそもそのタイミングでチョコレートを食べるのは体にとってどうなのでしょう?

チョコレートを食べることのメリットとデメリットについて見ていきます。

 

生理中にチョコを食べるメリット

・カカオの摂取

チョコレートにはカカオが豊富に含まれていて、場合によっては健康食として言われることがあります。

 

というのも、カカオにはカカオポリフェノールが豊富に含まれています。

ポリフェノールは赤ワインなどでもよく知られていますが、抗酸化作用の強さが特徴です。

抗酸化作用によって体の中で発生した余計な活性酸素を除去し、動脈硬化を防いでくれたり、体が錆びるのを防いでくれます。

 

この抗酸化用はストレスに対抗する手段としても知られていて、少しのチョコをストレスが溜まったときに口に含むのもよいとされています。

カカオを摂取すると考えたら、ダークチョコレートを食べた方が効果的です。

 

・便秘解消

女性ホルモンの影響で生理前から便秘になりやすいという女性は多くいます。

これは黄体ホルモンの影響で、子宮の収縮を抑制する働きが周辺の腸の動きも弱めてしまうことで起こります。

 

この便秘解消のために効果的な食べ物に食物繊維がありますが、チョコレートにも食物繊維が含まれます。

原料のカカオマスに多く含まれ、特にチョコに含まれるリグニンという食物繊維は便秘解消に良いとされています。

こちらもカカオと同様、ダークチョコレートに比較的多く含まれます。

 

ちなみに、チョコレートを食べると鼻血が出るイメージがあるからか、チョコを食べると血液が増えると考えられることがあります。

しかし、これは事実ではありません。

 

生理中にチョコを食べるデメリット

・チョコは体を冷やしてしまう

生理の時に食べたくなるのは、甘みを抑えたダークチョコよりも、しっかりと甘みを感じるミルクチョコやホワイトチョコですよね。

しかし、これらにはチョコのメリットになるものがあまり含まれていません。

それに代わって含まれるのが、大量の砂糖です。

 

黒砂糖ならまだ精製されていないので栄養が多く含まれますが、白砂糖のように精製された砂糖は栄養価も少ないです。

そして、市販されているチョコレートに含まれるのは、ほとんどこの白砂糖です。

 

白砂糖は体に吸収されやすく、そのため血糖値が急激に上昇します。

血糖値が上昇するとそれを下げるためにインスリンが分泌されますが、急に血糖値が下がるので下がりすぎてしまい、また甘いものが欲しくなります。

 

これを何度も繰り返すと、手足が冷える低血糖症の状態になってしまいます。

生理の時に冷えると生理症状が悪化する原因にもなるので、生理自体にも悪影響をもたらします。

 

・チョコが生理痛を重くする

チョコレートに含まれるチラミンという成分は、血管を収縮させる働きをします。

これは交感神経を興奮させることで、血圧を上げる作用を持っています。

血管が収縮する作用が子宮周辺で起これば、血流が悪くなるために生理痛が悪化することにつながります。

 

・ニキビが悪化する

生理中に肌のトラブルが起こりやすい女性は多いです。

これも女性ホルモンの影響で、生理前に増える黄体ホルモンが皮脂の分泌を促すためとされています。

 

チョコレートには多くの脂肪分が含まれており、ニキビを悪化させることがあります。

さらに、肌荒れの原因としてビタミンB群の不足がありますが、このビタミンBは糖をたくさんとると糖の分解のために消費されてしまいます。

特にミルクチョコレートやホワイトチョコレートは脂肪分が多いので気をつけたいですね。

 

チョコが食べたくなったとき、どうやって対処すればいいの?

体がチョコを欲しがった時にチョコを食べれば、とりあえずその気持ちは落ち着きます。

しかし、生理に関してはデメリットが多いことも事実です。

そんなときにはどんな方法でチョコを回避し、チョコを求める心を静められるでしょうか?

 

・軽めの運動

生理前や生理中に運動をするのは億劫かもしれませんが、それでも体を動かした方がいいです。

運動をすることで滞りがちな血行がよくなって、生理諸症状が改善します。

また、チョコレートを求める原因になる、イライラした気持ちを発散するのに手軽な方法でもあります。

 

・チョコじゃなくてご飯を食べる

黄体ホルモンが分泌されているときに、体が栄養を求めようとするのは仕方ありません。

そのときに手軽なエネルギー源になるチョコを求めてしまいますが、同じエネルギー源ならきちんとご飯を食べた方が体にいいです。

 

3食のご飯を栄養バランスよくしっかりと食べることも必要です。

変にご飯を抜くと、すぐにお腹が空いてチョコに手を伸ばしやすくなってしまいます。

 

もし間食したいのならナッツ類がいいです。

甘いチョコよりも栄養価が高いです。

特に生理中にチョコが欲しくなるのはマグネシウムが不足するためとも言われ、ナッツはそのマグネシウムを豊富に含みます。

 

・たっぷりと寝る

黄体ホルモンが分泌されているときには睡眠に支障が出ることも多いです。

しかし、睡眠不足になると人は余計に食欲が増します。

それだけでなく太りやすい体になったり、睡眠が浅いことでイライラに拍車がかかることもあります。

そのため、できるだけ生理中や生理のときには睡眠環境に気を配って、たっぷりと眠れるようにし、疲れをためこまないようにしましょう。

 

 

生理のときにチョコをたくさん食べた後の罪悪感にさいなまれた経験のある方は多いと思います。

太るという結果も嫌ですが、生理の症状も悪化させているとなったらさらに後悔します。

生理のときにはチョコが食べたくならないようにするか、食べたくなった時の対策をして、後悔しないようにしてみましょう。

 

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-16掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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