カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. メンタル >
  3. ストレス >
  4. 解消・発散 >
  5. 分泌することで幸せになれる…幸せホルモン「オキシトシン」に注目!分泌する方法とは?

メンタル

分泌することで幸せになれる…幸せホルモン「オキシトシン」に注目!分泌する方法とは?

288ba150cf91b23f1e91d9272526e95c_s.jpg

人が幸せを感じるのは単に心の動きだけではなく、ホルモンの分泌も影響しています。

そのホルモンの名前を「オキシトシン」と言い、近年研究がすすめられているホルモンの名前です。

これは実に様々なところで人の役に立っているようです。

 

「オキシトシン」とは?

人の脳内で分泌されるホルモンである「オキシトシン」とは、どんなホルモンなのでしょうか?

 

・幸せホルモン

オキシトシンには別名がいくつかあります。

「幸せホルモン」「抱擁ホルモン」「恋愛ホルモン」「絆ホルモン」「思いやりホルモン」「癒しホルモン」「信頼ホルモン」「母性愛ホルモン」…などです。

 

こうして別名を見るとわかる通り、主に人間関係にかかわるホルモンなんですね。

その人間関係も多様で、親子関係、夫婦や恋人の関係、友好関係などにおいて力を発揮します。

 

もっと具体的に言うと、オキシトシンというのは9種類のアミノ酸がつながった構造をしています。

 

・どんな時に分泌されるのか?

人はストレスを感じたときに、そのストレスを低減させる手段としてオキシトシンを分泌します。

マイナスの方向に気持ちが偏ってしまうのを防ぐために分泌されるんですね。

あるいは人と触れ合ったときや、好きな人と見つめあったときにも分泌されます。

 

・どこで分泌されるの?

オキシトシンは脳の下垂体後葉という場所から分泌されます。

脳が電気刺激を受け取って、脳の様々な場所の神経に働きかけるのですが、中でも下垂体後葉の細胞で合成され血中に放出されます。

 

・オキシトシンは調整役

人が感情を動かすときには、オキシトシンだけではなく他のホルモンも分泌されます。

コルチゾール、アドレナリン、テストステロン、ドーパミンなどが分泌されますが、これらの相互作用を促す役割を担っているのがオキシトシンなんですね。

いくつかのホルモンの調整役として様々な方面に働いてくれています。

 

・オキシトシンは女性の方が強く働く

オキシトシンは年齢や性別に関係なく分泌されるものですが、特に女性において多く働くことが確認されています。

一般的に男性の方が利己的で、女性の方が博愛的と言われ、これもオキシトシンが関わっているものと考えられます。

 

さらに年齢差で言うと、ホルモン分泌が減少していくという変化から、他のホルモンと同じように、年齢とともに減少していきます。

 

現代人に大事!?オキシトシンってどんな効果を発揮するの?

幸せホルモンのオキシトシンですが、具体的にどんな効果を発揮してくれるのでしょうか?

 

・オキシトシンの力

オキシトシンが分泌されることで、具体的に人は次のような効果を得られます。

 

親近感や愛着、絆を感じる

幸せを感じる

赤ちゃんへの愛情が深まる

不安や恐怖を低減する

痛みを和らげる

社交的になる

信頼する気持ちが芽生える

 

痛みを和らげるというと不思議に感じるかもしれませんが、日本には「手当て」という言葉がありますよね。

実際、母親がお腹の痛い子どもに「手をあてる」ことで痛みが軽くなったように感じることがあります。

実は昔から、オキシトシンの効果を私たちは実感していたのかもしれませんね。

 

・治療にも注目されるオキシトシン

現代はとくにリアルな人とのコミュニケーションの場ではなく、ネット上でのつながりも多く、その比重が大きい人も増えています。

それによって、対人関係において発生するオキシトシンが分泌されにくくなる傾向があります。

 

そんな現代人に多いコミュニケーションを苦手とする人や、精神疾患、自閉症などの治療においてオキシトシンは注目されています。

実際にオキシトシンに関する研究は盛んに行われており、海外ではオキシトシンのスプレーが売られていたりもします。

まだそうした製品の効果は確かなものではありませんし、副作用もわからないところが多いので、日本ではあまり流通していません。

 

オキシトシンの出し方

オキシトシンを分泌することによって人が幸せを感じやすくなるのは分かりましたが、どうやったらオキシトシンは分泌されるのでしょうか?

 

・夫婦や恋人同士でオキシトシンを分泌する方法

オキシトシンは、他者とのスキンシップに深く関係するホルモンです。

特に愛情でつながる夫婦や恋人同士の場合は、以下のような分泌方法が考えられます。

 

スキンシップ

マッサージ

ハグ

キス

愛撫

性交渉

見つめあう

 

夫婦や恋人同士で愛情を確かめるような行為によって、オキシトシンはたくさん分泌されます。

オキシトシンが分泌されれば、さらに目の前の相手に対して絆を抱きやすくなりますから、好循環になりますね。

 

特に最も多く分泌される時というのが、性的興奮を感じたときとされています。

性的興奮の絶頂であるオーガズムを感じたときには、非常に多くのオキシトシンが分泌されると言われています。

 

・家族や友人においてオキシトシンを分泌する方法

オキシトシンはやはり、パートナーとのスキンシップで最も得やすいと言われていますが、みんながそれをできるわけではありません。

その場合には、家族や友人関係の中でオキシトシンを分泌する方法があります。

 

スキンシップ(同性でも◎)

家族団らんの時間を持つ

友人と楽しい時間を過ごす

おしゃべりをする

プレゼントを贈る

 

家族や友人においては愛情もそうですが、信頼感がオキシトシンの分泌につながります。

もちろん同性の友人でもかまいません。

恋愛関係に限らなくても、人と交わって過ごすことが大切なんですね。

 

・自分ひとりでオキシトシンを分泌させる方法

基本的には他者との関係性の中で分泌されるオキシトシンですが、一人でも分泌を促すことができます。

 

映画やドラマなどで感動する

感情を出すようにする

他者に親切にする

動物(特に犬)とのスキンシップ

 

自分一人の時間でオキシトシンを分泌するのなら、映画でもドラマでも漫画でもいいので、大げさにでも感動する体験を繰り返しましょう。

また、一人で行動している中でも他者に道を譲ったり、きちんと「ありがとうございます」と言葉にしたりすることもいいですね。

 

オキシトシンで出来る日々のケア

オキシトシンを分泌させることで、日常のストレスを減らしたり、慢性的な痛みを軽減したりできます。

また、治療の周辺症状を改善する効果も期待されています。

そんなオキシトシンを、日々のケアで分泌させて習慣化してみるのもいいかもしれません。

 

・タッチケア

夫婦や恋人、家族などに対してマッサージの延長でケアをしてみてください。

マッサージをされる側は楽な姿勢になります。

マッサージをする側は、手のひらを背中にぴったりとくっつけて、背中全体をまんべんなくなでます。

 

・電話をするなら抱き枕を抱きながら

単に家族や友人と電話をするだけでも、オキシトシンが分泌されます。

しかし、それだけでなく実際に相手の存在を強く感じられるように、抱き枕を抱きながら相手の声を聞くとより良いです。

 

・食べ物からオキシトシンを摂取できる?

残念ながらオキシトシンを含む食べ物というのはありません。

もしオキシトシンを口から摂取しても、消化の段階で分解されてしまいます。

 

食べ物でオキシトシンの分泌を増やすとしたら、オキシトシンを構成するアミノ酸を意識して摂取するのがいいでしょう。

アミノ酸を摂取するには、動物性たんぱく質を意識して摂取するのがおススメです。

 

最後に

「幸せは自分の心の在り様」と言われることがありますが、まさにオキシトシンはその心の在り様を左右するホルモンです。

オキシトシンの分泌が増えることによって幸せな気分になり、実際に幸せになっていくともいえますね。

 

(Photo by:写真AC

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-16掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

解消・発散に関する記事

ストレスフリーな生活をおくるための3大条件☆完璧主義者にはならない・睡眠時間厳守・体の健康

ストレスと常に隣り合わせで生活をしている現代。そんな今でも、「ストレスフリーな...

口の中を噛む、自傷行為??

口の中を噛むというと、どんなシーンを思いうかべますか?   食事している...


これはストレスが原因なの?ストレスによる胃痛と胃痛によるストレス

おなかが痛い、胃が痛いのは大変辛いことです。たかが腹痛とは言えず、この辛さは...

三つのストレスへの対処法

    ■人のストレスには三種類があり、そしてストレスを癒す身体機能も三...

カラダノートひろば

解消・発散の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る