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牛乳が飲みたい!【乳糖不耐症】とうまくつきあうには?乳糖不耐症の改善にはヨーグルトが有効

牛乳が飲みたい!【乳糖不耐症】とうまくつきあうには?

牛乳を飲むとお腹を下してしまう。このような体質でお悩みの方はいらっしゃいませんか?もしかすると、それは【乳糖不耐症】かもしれません。

 

乳糖不耐症の症状や原因、対策を知り自分の体とうまくつきあっていく方法をかんがえましょう。

 

乳糖不耐症ってどんな病気?その症状は?

乳糖不耐症とは、牛乳やヨーグルトなどのあらゆる乳製品に含まれる乳糖(ラクトース)を体内にとりこんだ際に、乳糖分解酵素(ラクターゼ)の欠乏により消化・分解することできない状態のことです。

 

乳糖不耐症になると乳製品を口にしたときに消化不良が起こり、乳糖がそのまま腸内で発酵して脂肪酸と炭酸ガスと水になります。そうすると発生したガスや酸は腸を刺激し、消化不良によって浸透圧が高くなってしまうため下痢や腹痛、下腹部の膨張感や吐き気などの症状が起こります。

 

この乳糖不耐症は、母乳やミルクを飲む乳児期は大丈夫だったのに、大人になるにつれ発症するようになったという方が多いようです。牛乳の代わりに違うもので栄養は補うことができますが、牛乳好きの方にとっては辛い症状ですよね。

 

原因や検査方法は?

乳糖不耐症の原因とは何でしょうか。先天性の体質がまず考えられますが、実は乳糖分解酵素の濃度は乳児期は高いものの離乳後にはどんどん低下していく後天性の体質変化でも起こりうることがわかっています。食事の変化や、ウイルス性や細菌性の胃腸炎などで分解酵素の分泌が低下することが原因です。

 

また、民族ごとにも分解酵素の違いは見られ、アジアのほぼ100%やヒスパニック系や黒人の80%が乳糖分解酵素の濃度が低く乳糖不耐症になりやすい一方で、古くから牛乳を飲む文化をもっていた北西ヨーロッパの白人系の80%は、生涯にわたって乳糖分解酵素を生産するため、成人になってもほとんどの人が乳製品を消化することができるのです。

 

乳製品を食べるといつもお腹をこわしてしまうという方は一度乳糖不耐症またはアレルギーを疑ってみましょう。診断方法は3〜4週間程度、乳製品を除いた食事を続けるだけ。そして症状が消失すれば乳糖不耐症かどうかの診断が確定します。

 

乳糖不耐症に対処法はあるの?

牛乳の代わりに豆乳を飲むなどタンパク質などの栄養補給は乳製品以外で補うことはもちろん可能です。一般的に乳糖不耐症による症状は他のアレルギーや病気と比べると比較的軽度ではありますが、症状のレベルが重度の方は牛乳など乳糖を含む乳製品の摂取自体を控えることがもっとも有効です。

 

医学的な方法では乳製品をとる前にラクターゼ酵素を含む薬を服用すると症状を軽減できる場合がありますので、お医者さんに相談して処方してもらいましょう。

 

乳製品に限らず整腸剤などを使用する際にも乳糖を多く含むものとそうでないものがありますので、じぶんの体にあう薬や方法を知っておくことが大事です。

 

それでも牛乳が飲みたいときは?

控えたほうがいいのは分かったけれど、やっぱり牛乳が好きだという方にとって少しでも飲むことができれば嬉しいですよね。そんな時は自分の体を理解し、お腹と相談しながらうまくつきあっていけることが大事です。

 

その1つとして牛乳を飲む際に気をつけることに、一気に飲むのではなく少しずつチビチビと飲むようにすることや、腸への負担を考慮して冷たいものより温めた牛乳を飲むようにすることが挙げられます。

 

また、ヨーグルトやチーズは一部の乳糖が分解されているため下痢などの症状が起こりにくく、ラクターゼをもつ乳酸菌やビフィズス菌のエサになるので継続的に取ること腸内環境の改善にもつながります。牛乳よりも食事に取り入れやすいおすすめ乳製品です。アレルギーがないことを必ず確認した上で行ってくださいね。

 

まとめ

今回は、乳糖不耐症の症状と原因、対処法についてご紹介しました。

 

体の悩みは誰にでもつきもの。なにより大切なことは、自分の体のことを理解し、ココロと体に相談しながらうまく付き合っていくことです。無理や我慢のし過ぎずにより良い健康ライフを送りましょう♪

 

乳糖不耐症の改善にはヨーグルトが有効

乳糖は、母乳やミルクに含まれている糖分の一種で、新生児が成長するために必要な物質です。そのままでは腸管から吸収されず、小腸で乳糖分解酵素によって、グルコースとガラクトースという吸収されやすい糖に分解されて吸収されます。

 

<乳糖不耐症>

乳糖不耐症の方は、この乳糖分解酵素が不足しているため、ラクターゼの活性が低下しています。そこに乳糖を含んだ牛乳などの食物入ると、その乳糖をうまく分解できず、分解できなかった乳糖は吸収することができないため、結果的に腸管内に乳糖が残り、腸内細菌が反応することで下痢を起こしてしまいます。

 

<改善法>

乳糖不耐症は、小腸でのラクターゼの働きに問題があるために起こるものですが、これは健康であっても起こり得る現象です。ラクターゼを使用する食品、要するに乳糖を含むミルクや牛乳などの乳製品を摂取しなければ、下痢などの不快な症状が起こることはありません。

 

ある程度成長した児童や成人は牛乳や症状を引き起こす原因になる食品を摂取しなければ良いことですし、症状がでてしまっても、しばらくすると症状は自然に治まります。

 

しかし、そのままでは日常生活でずっと乳製品を取ることはできません。そこで、ある程度体調の良い時期を見計らって、乳糖不耐を改善する試みを行ってみるのも一つの改善手段です。

 

例えば、ヨーグルトのような乳酸醗酵された醗酵乳を摂取して、その中で生存している乳酸菌の持つ乳糖分解酵素を、徐々に腸管に補給していくという方法です。これは、定期的に補給すること、要は毎日少しずつヨーグルトを摂取することで、乳糖不耐症の改善を試みるという点ではかなり有効なようです。

 

その他、ラクターゼ製剤を服用する、また連日牛乳を飲み続けるなどして、腸内のラクターゼ活性が上がることを期待するという方法もあります。

 

牛乳に関しては、「お腹がゴロゴロしにくい牛乳」と言うものも最近は販売されていますので、最初はこちらから初めて、徐々に通常の牛乳に切り替えていくというのも良いでしょう。

 

<まとめ>

外出先などで意図せず乳糖を含んだ食品を摂取し、辛い症状に悩むより、徐々に体質改善を試みてみるのも、普段の生活の質を改善するという意味でも、良いのではないでしょうか。ただし、先天性の乳糖不耐症の方には、この方法はお勧めできませんので注意してください。

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-18掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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