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自覚症状のない「稽留流産」とは?原因や兆候、流産後の手術から次の妊娠まで

流産にはいくつか種類がありますが、その中のひとつが稽留流産。稽留流産とはどんな流産なのでしょうか?今回は、稽留流産の症状や兆候などについて詳しくご紹介します。

 

稽留(けいりゅう)流産とは?

稽留流産というのは自然流産のひとつ。お腹の中で胎児が死亡して残っている状態のことを言います。

 

流産は全妊娠のうちの10〜15%でみられ、そのほとんどが妊娠12週目までに起こる「早期流産」だといわれています。

早期流産のなかでも妊娠6〜7週目に起こってしまう自然流産が「稽留流産(けいりゅうりゅうざん)」です。

 

・進行流産になると危険な症状

稽留流産が放置されると、進行流産に移行してしまう可能性があります。その場合、強い腹痛と大量出血が起こり、妊婦さんの体が危険な状態に陥ることがあります。

 

・起こりやすい時期

妊娠6、7週頃に起こりやすいと言われています。

 

・稽留流産の兆候

稽留流産の兆候として言われるのが次のような項目です。

 

・胎児(胎芽)が現れるものの妊娠6~7週目になっても胎児が確認できない

・胎児が確認できても心拍が確認できない

・心拍が一度確認できたが、その後に止まってしまった

 

・稽留流産になる確率

稽留流産は5回に1回の妊娠で起こると言われているほど、頻繁にみられる流産です。健康な20代の女性であっても、約10~20%の確率で起こるとされています。

 

どうして流産してしまうの?

痛みも、血もない。前回の検診では心拍数はあったのに、突然医師から流産していると告げられた……。現実をすんなりと受け入れられるはずがなく、ママさんに襲いかかる悲しみははかりしれません。

 

先天的な問題が原因

しかし決してご自身を責めたりしないでください。稽留流産の原因のほとんどは先天的な理由です。多くは染色体の異常で、胎児が成長していけなくなって流産に至ります。

 

他に考えられるのは、子宮の環境が赤ちゃんが育ちにくい環境だったことです。これは子宮組織の代謝異常が原因に考えられます。

 

妊娠前の喫煙には注意

ただし妊婦さんの運動や仕事などの影響はほとんどありませんが、喫煙が流産を引き起こす可能性は指摘されています。

妊娠を希望する方は、もしもの時のためめにタバコと距離を置いたほうがよいかもしれません。

 

稽留流産はどんな症状なの?

稽留流産は一体どんな症状なのでしょうか。

 

・自覚症状はない

流産というと腹痛や腹痛の症状がイメージされがちですが、稽留流産では自覚症状がないのが特徴です。

 

・つわりが続くことも

赤ちゃんは亡くなっていますが、胎盤などはお腹の中に残っているため、つわりは引き続き見られることもあります。

さらに流産の症状として基礎体温が下がるという症状がります。けれども胎盤が残っていると、基礎体温も高温が維持されることもあります。

 

稽留流産の診断

稽留流産は自分で症状に気づけないので、お医者さんに診断をもらうことがほとんどです。

妊婦検診に行った際には、超音波検査を行います。その時に流産の可能性が指摘されます。稽留流産の兆候で紹介したような項目を確認し、最終的にお医者さんが判断します。

 

稽留流産の手術

稽留流産と診断された場合、放っておくと症状の激しい進行流産になってしまうかもしれません。そのため、手術をしてあげる必要があります。

 

手術内容

・子宮内容除去手術

稽留流産の手術は、遺残する妊娠組織を人工的に体外排出させる【子宮内容除去手術】があります。この手術には、吸引法(吸い出す)と掻爬法(掻き出す)があります。

 

・自然流産

そしてもうひとつの選択肢が【自然流産】です。

 

人工的な手術よりも身体へのダメージが少ないのが利点だといわれています。しかし自然流産には腹痛・出血が伴い、また子宮内に残留物があってしまうと感染症や炎症を起こす可能性もあるかもしれません。こ

 

ういった事に加え、医師や病院の選択も重要になってきます。手術するか否かを含め、運命を任せられるような信頼できる医療機関を探し出しましょう。

 それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで、信頼できる先生とじっくりと相談し、手術か、自然流産かを決断してください。

術後の過ごし方

術後は安静にし、退院しても体を回復させるために1、2週間は安静にします。感染を防ぐために入浴はNGでシャワーのみになります。また1週間くらいは出血や生理痛のような痛みを感じることがあります。

次こそ愛する赤ちゃんと出会うために

性行為自体は術後2週間目から大丈夫とされています。妊娠に関しては、2か月は開けるべきとも言われますが、きちんと体の状態が整うまでには半年から1年が必要と言われています。

 

流産後は精神的・肉体的ダメージは大きいかと思います。「流産した後は妊娠しやすい」という説がネットなどではみられますが、確かに手術などによってクリーンな状態に戻った子宮は受精卵を着床させやすいのだそうです。

まずは赤ちゃんを育てからる環境を整えてから

しかし焦りは禁物。子宮が「ちゃんと育てられる環境」になるのを待たずに妊活してしまうと、再度流産する危険性を高めてしまいます。

諸説ありますが、生理周期を2〜3回見送るのがベターだといわれています。今後のことも、先生とよく相談していきましょう。

 

安静第一が何よりも大切

稽留流産は先天性のものなので、その子の運命であるといっても過言ではりません。

しかし、妊娠期間中は体や精神への負担をかけないことが少しでも対策につながる可能性があります。何があるかわからない妊娠期間は安静に過ごしましょう。

 

(Photo by:写真AC

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-17掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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