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妊娠・出産

妊婦さんに起こるひどいかゆみ!PUPPPとは?詳しい症状やセルフケアの方法もご紹介!

妊娠している状態は普段の体とは違うため、思ってもみなかったトラブルが起こることがあります。そのひとつが「PUPPP」です。

これは妊婦さんに起こる皮膚トラブルのひとつで、非常につらい症状に悩まされたという妊婦さんもいるようです。そんなPUPPPの症状や対処法などについてご紹介します。

 

PUPPPって何?

PUPPPとは妊婦さんに起こる症状のことで、"pruritic urticarial papules and plaques of pregnancy"の略です。

これは妊娠後期に生じる多彩な皮疹の総称として呼ばれます。日本語訳がないため、PUPPPと英語の呼び名で呼ばれます。このPUPPPはかゆみや発疹を特徴とする皮膚トラブルです。

 

PUPPPの症状

PUPPPでは次のような症状が起こります。

 

・炎症がお腹(下腹部)を中心に手足に広がる

・蕁麻疹のような湿疹が起こる

・非常に強いかゆみ

 

炎症はひどい場合には頭皮以外の全身におよぶこともあるそうです。強いかゆみからかいてしまうと、飛び火のように広がっていくこともあります。初期には妊娠線に一致する形で症状が出る傾向があり、最初からかゆみが強く出ます。蕁麻疹のように出ますが形は様々で、環状に出ることもあれば連圏状に出ることもあります。

 

さらに、特徴的なのが次の症状です。

 

・出産後に急速に症状が消える

 

妊娠を終えると症状はなくなってしまいます。

 

起こる時期

妊娠後期の、妊娠8ヶ月以降に発症します。その中で初産妊婦さんに起こるのが特徴で、全ての妊婦さん全体の1%に見られると言われています。

 

PUPPPの原因

妊娠中にPUPPPが起こる原因は明確に分かっていません。妊娠を終えると症状が消えてしまうことから、色々な原因が考えられています。血中にある免疫グロブリンという抗体が、皮膚のたんぱく質と反応することが原因、また、肝機能の低下によって起こるとも言われています。

さらに、妊娠中のストレスや、ホルモンバランスの乱れも原因の一つではないかと言われています。しかし、これといった原因がわかっていないので、予防することができず発症してしまった場合に対処するしかありません。

 

ケア方法は?

あまりにも強いかゆみを感じれば、病院に行って診てもらうでしょう。PUPPPに対してはどんな対処法があるのでしょうか?

 

・ステロイド剤やかゆみ止め

病院を受診したときに処方されるのが、ステロイドの軟膏や、抗ヒスタミン剤などのかゆみ止めです。場合によってはステロイドの内服薬を処方されることもあるようです。しかし、そうした薬剤でも効果を感じられないケースも多くあるようです。

 

・ローションで保湿

PUPPPに効果的という声があるのが、ヨモギローションです。ヨモギローションは民間療法としてアトピーなどに使われることもあり、それが湿疹にも効く可能性があります。保湿でかゆみを紛らわせることはできるようで、自分に合ったタイプのローションを使うとよいでしょう。

 

・皮膚に刺激のない素材の服

肌が敏感になっているときには、普段気にならない肌への刺激も気をつけなければいけません。そのため肌に直接触れる服は、コットンなど肌に優しいものを選ぶとよいでしょう。

 

・冷やす

お腹を血行が悪くなるまで冷やしてしまうのは、妊婦さんではよくありません。しかしやはり温めればかゆみが増長し、冷やせばかゆみが落ち着きます。局所的に特にかゆみが強いところは冷やすなどして、自分でかかないような工夫ができるとよいですね。

 

妊娠中に起こるPUPPPに似た病気

妊娠中はPUPPPだけでなく、他の肌トラブルに襲われることもあります。あるいはPUPPPと併発することもあります。似たようなトラブルもあるので、比較してみてみましょう。

 

・妊娠性痒疹(ようしん)

2回目以降の妊娠に多く、妊娠3~4ヶ月頃から出産まで症状が続きます。発疹が体のどこにでもできる皮膚トラブル。部分的に出現したものが徐々に体中に広がり強いかゆみを伴います。

 

・妊娠性疱疹(ほうしん)

妊娠中あるいは分娩後に発症することもある、水疱のできるトラブルです。紅斑の中に水疱ができ、広がり、強いかゆみを伴います。

 

・妊娠性掻痒(そうよう)

皮膚の表面に出る湿疹は薄く、出ないこともありますが、乾燥し粉を拭いたような状態になります。妊娠初期からも起こることが多く全身に症状が現れ、強いかゆみを伴います。

 

我慢せず早めにお医者さんに相談しましょう

PUPPPは妊娠中だけとは言え、ひどいかゆみに出産まで悩まされることになります。そのためストレスがたまったり、かゆみによってよく眠れないなどの二次症状が起こることもあります。

かゆみなどの症状を抑えるには、セルフケアも非常に重要です。ひどい場合には担当医としっかり相談しながら、効果的な対処法を考えていきましょう。

  

(Photo by:https://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-06-18掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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