カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 介護・認知症 >
  3. 基礎知識 >
  4. 認知症の検査ってどんなことをするの?診断のときにつかう【簡易チェックテスト】も!

介護・認知症

認知症の検査ってどんなことをするの?診断のときにつかう【簡易チェックテスト】も!

1a824286457fbae7e12e5243a526de1b_s.jpg

高齢になると認知症になる可能性が高くなります。検査をして認知症と診断されれば、家族の方は症状に合わせて介護の必要も出てきます。今は地域の支援もありますが、家族の方からすれば認知症と早めにわかって進行を遅らせることが必要です。そんな認知症の検査にはどんなものがあるのでしょう?簡易チェックの方法もご紹介します。

 

もしかして認知症?

高齢になれば脳の機能が衰えていきますから、覚えが悪くなったり、忘れっぽくなったりします。けれどもそうした症状がひどいと感じたら、認知症が疑われます。

 

-認知症を疑ったら何科で診断すればいい?

認知症を疑ったら、何科に行くのがいいでしょう?認知症が疑われたときには、「物忘れ外来」「精神科」「神経科」「神経内科」「老年内科」などを検討してみましょう。

 

もし大きな病院での待ち時間が心配な場合や、はじめての病院に行くのに躊躇するなら、かかりつけのお医者さんに行ってもいいです。

認知症には専門医がいて、お医者さんの方がそうした専門医について情報を持っていることがあります。

 

認知症の検査

認知症が疑われたら、認知症の検査をして診断がされます。そんな認知症の検査とはどんなことをするのでしょうか?

 

-身体検査

認知症なのか?あるいは他の病気なのか?区別するために身体に病気がないか調べます。

 

・血液検査

・尿検査

・内分泌検査

・梅毒反応検査

・胸部X線検査

・心電図

などの検査が行われます。

 

-脳の検査

認知症で見られる症状から、脳の異常も調べられます。

 

・腱反射

・脳波測定

・脳脊髄液検査

・脳画像X線検査

・脳CT検査

・脳MRI検査

などの検査を行います。

 

-家族と一緒にできる知的機能測定

簡単な質問や、簡単な指示にこたえて、知的機能を検査します。日本の医療機関では「長谷川式認知症簡易評価スケール」というものが広く利用されています。次にそのスケールを紹介するので、気になる場合にはお家でチェックしてみてください。

 

各質問で点数をつけていってください。

 

1.歳はいくつですか?

→2歳までの誤差は正解(不正解0点 正解1点)

 

2.今日は何年の何月何日ですか?何曜日ですか?

→何年(不正解0点 正解1点)

→何月(不正解0点 正解1点)

→何日(不正解0点 正解1点)

→曜日(不正解0点 正解1点)

各1点ずつ

 

3.今私たちがいるところはどこですか?

→自発的に応えた(2点)

→5秒後に「家?病院?施設?」の中から正しく選べた(1点)

→不正解(0点)

 

4.これから云う3つの言葉を言ってみてください。後でまた聞きますのでよく覚えておいてください。

次の系列のいずれか1つを言う。

系列1 a)桜 b)猫 c)電車

系列2 a)梅 b)犬 c)自動車

→3つ正解3点

→2つ正解2点

→1つ正解1点

→不正解0点

 

5.100から7を順番に引いてください。aが正解ならbも言う。

a)100-7は?

b)それから7を引くと?

→a正解(93)1点

→b正解(86)1点

→不正解0点

各1点ずつ

 

6.これから言う数字を逆から言ってください。aが正解ならbも言う。

a)6-8-2

b)3-5-2-9

→a正解(2-8-6)1点

→b正解(9-2-5-3)1点

→不正解0点

各1点ずつ

 

7.さっき覚えてもらった言葉(4.の3つの言葉)をもう一度言ってみてください。

→自発的に答えられた 1つ言えるごとに2点

→ヒントa)植物b)動物c)乗り物を与えたら答えられた 1つ言えるごとに1点

→不正解0点

 

8.これから5つのものを見せます。それを隠すので何があったか言ってください。

1つずつ名前を言いながら覚えさせ、次に隠す。

時計、くし、はさみ、たばこ、ペンなど互いに無関係なものを挙げる。

→1つ正解するごとに1点

(5つ正解なら5点 全問不正解なら0点)

 

9.知っている野菜の名前をできるだけ多く言ってください。

答えた野菜の名前を記入する。途中で詰まって10秒ほど待っても出なければそこでやめる。

→10個以上5点

→9個4点

→8個3点

→7個2点

→6個1点

→5個以下0点

 

<結果>

20点以下の場合、認知機能が低下して日常生活に支障をきたしている可能性あり

21点以上の場合、認知機能低下が日常生活に支障をきたしている可能性は低い

 

21点以上でも気になる症状があればお医者さんに相談してみましょう。

また、簡易チェックは専門家の方がすることで信憑性のある結果がでるものです。家庭で20点以下だったから、絶対に認知症だということではありません。

 

心配な症状がでたら、早めにチェックテストや検査を受けましょう

認知症は早期に発見することで進行を遅らせたり、くいとめることができます。そのため少しでもおかしさを感じたら、お医者さんで診てもらいましょう。高齢なら色々と検査をするだけでも、健康状態を把握するのによいですよ。

 

(Photo by:写真AC

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-01-18掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

基礎知識に関する記事

高齢者の皮膚問題! 起こりやすいトラブルって?

加齢によって皮膚は刺激に弱くなり、トラブルを起こしやすい状態です。高齢者に多...

高齢者の服選びのポイントとは?衣服は素材から選ぼう!

生活の基本、「衣食住」に含まれている「衣」。衣服には体を守る、体温調節などの...


高齢者の入浴介助、皮膚を乾燥させないためのおすすめ入浴法!

入浴は高齢者の皮膚を清潔に保つ一方で、皮膚にダメージを与え、乾燥を促進する要...

高齢者のめまいの原因と予防策とは?

高齢者のめまい 加齢によるめまいの主な原因って? 高齢者にめまいが多発する...

基礎知識の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る