育児
赤ちゃん筆は、いつつくる?どこでつくる?成長の記念に作る赤ちゃん筆について解説します!
赤ちゃんが生まれると、いろんなことを記念として残しておきたいと思います。その中のひとつにあるのが「赤ちゃん筆」です。赤ちゃんの伸びた髪の毛を初めて切ったときに、それを記念として筆にして残します。そんな赤ちゃん筆についてご紹介します。
赤ちゃん筆(胎毛筆)とは?
赤ちゃん筆とは、生まれてから初めて切った髪の毛で作られる筆です。子供の健やかな成長を願って作られる、「はじめて」の記念品ですね。
-どうして初めてカットする髪の毛なの?
一度もカットしていない髪の毛は、毛先がスーッと細くなっていきます。一度でも髪の毛を切ってしまうと、太さはパツンと切れます。そのため、一度も切っていない髪の毛が貴重であり、筆を作るのに向いています。
-白髪が入っているとよい
赤ちゃんでもまれに白髪がまじっていることがあります。これは「福白髪」と呼ばれますので、ぜひ赤ちゃん筆に入れてあげましょう。
-大きくなってから赤ちゃんにプレゼント
作った赤ちゃん筆は大きくなってから節目のときに子どもにプレゼントするのが一般的です。こうしたプレゼント用と、実際に使う用として2本作ることもあります。
赤ちゃん筆に必要な長さ
赤ちゃんは生まれた瞬間から髪の毛の量に個人差があります。伸びるスピードも違うので、赤ちゃん筆を作るのは時期というよりは、長さを基準にしましょう。
赤ちゃん筆を作るなら、「5cm以上」の長さが必要です。さらに束ねた髪が「直径8mm以上」の量になればOKとされています。
早い子なら生後6か月くらいで髪の量が足りることもありますし、1歳くらいで切ることも多いです。「しっかり伸ばしてから…」と思う場合には3~4歳でカットすることもあるようです。
-前髪だけ伸びてきた!それなら2回にわけて
赤ちゃんの髪の毛は均等に生えてきてくれないことも多いです。特に前髪だけ伸びてくると、目に入ってしまって心配です。
そんなときには早く伸びてしまった前髪だけ切って保管しておき、しばらくしてから後ろの髪の毛を切って合わせてもいいです。
赤ちゃん筆を作る場所
赤ちゃん筆を作るには、大きく分けると2つの方法があります。
-提携の美容室
床屋さん・美容室で、赤ちゃん筆を作ってくれる会社と提携しているところにお願いして、カットしてもらう方法があります。それならカットもプロの方にしてもらえますし、そのまま赤ちゃん筆を作る会社に郵送してもらえます。
-楽天ショップなどの筆制作会社
楽天などでも赤ちゃん筆を作る会社があります。色々と店舗がありますが、自分でカットして送る方法になります。
-自分で切る場合の注意点
自分で髪の毛を切る場合、髪の毛の量や長さなどに問題がないか、しっかりと確認しなければいけません。また注意書きとして、「髪の毛の毛先と根元の方向を統一するように」と書いてあります。
足りなければ別の毛を足してくれたり、方向を直してくれる会社もありますが、事前にきちんとチェックするようにしましょう。
料金は?
基本的に美容室で切ってもらう場合には、カット代が余計にかかります。赤ちゃん筆自体の値段としては、メーカーにもよりますが、8,000~10,000円ほどです。
筆の太さや、軸の質、箱の有無などで値段が変わってきます。基本的にほとんどの場合で、筆の軸に赤ちゃんの名前や生年月日を印字できます。
自作の記念品にする方法も
赤ちゃん筆を作るのは安くは済みません。そのため、他の方法で髪の毛を残す方法もあります。
例えばアルバムを作っているなら、切った髪の毛をリボンで結んで、そこに一緒に入れてもいいですね。リボンで結んだ束を瓶の中に入れて保存しておいてもよさそうです。
赤ちゃん服は値段もはるので、作る人もいれば他の方法で残す人もいます。伝統的な、赤ちゃんの成長を祝う方法ですから、それを子ども教えるためにも作ってあげてもいいですね。赤ちゃんの髪の毛を保存しておけばいつでも作れますから、とりあえず十分な量の髪の毛を保存しておいてもいいですよ。
(Photo by:写真AC )
著者: カラダノート編集部