育児
うちの子の問題は病気が原因…? 子どもの人格障害
人格障害は正式には精神障害の分類には入りません。
性格的なものが社会に対して著しく適合しない場合を人格障害と呼び、精神科や心療内科での治療を行っています。
●子どもにも人格障害は見られる
子どもにも人格障害は見られます。
子どもの人格障害は、早いうちに気づけば社会にどうにか適合できるくらいまで治る場合も少なくはありません。
境界性人格障害、自己愛性人格障害、反抗挑戦性人格障害、演技性人格障害などがあります。
親が早めに子どもの人格障害のサインを見つけ出すことが大切です。
●人格障害を見つけるには
人格障害の簡単なチェックなども、インターネット上には数多くあります。
それらを我が子に照らし合わせてみて、気になるところがあれば病院に行って診察を受けさせるのもよいでしょう。
また、人格障害の子どもは他の子に比べると感情が不安定な子が多いです。
周囲の状況を見ずに勝手に行動するのはどの子どもにも一度は見られる成長過程かもしれませんが、あまりにも頻繁に、あまりにも長い間周囲を無視した自分勝手な行動が続くときは人格障害を疑った方がよいです。
●反抗挑戦性人格障害
子どもの人格障害の中でも特に気を付けたい人格障害です。
反抗挑戦性人格障害の子どもは反抗的、攻撃的です。
人を殴ったりすることに躊躇しない子どもも多くおり、反抗挑戦性人格障害の子がそのまま大人になると犯罪を犯す可能性も高いです。
家族も含めてカウンセリングを受けたり、薬物を利用した治療を行います。
(Photo by http://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=33389)
著者: カラダノート編集部