育児
色覚異常を持つ子どもへの対応はどうする?
色覚異常を持つ子どもは少なくありません。
もしもわが子が色覚異常になったらどのように対応すればよいのかを見ていきます。
●色覚異常とはいっても見えないわけではない
色覚異常は色の判断が難しいだけで、全く色が判断できない、色自体がない世界にいるわけではありません。
明るい場所にいればある程度は色の判断もできますし、色覚異常を持ちながらも社会で働いている方はたくさんいます。この
●色を間違えないようにするには
色覚異常の子のほとんどは、暗い場所では色を間違えます。
それは正常色覚の子にも言えることですが、色覚異常の子の場合薄暗い場所でも色を間違える可能性が高いです。
このことから、何かを選ばせるとき、それが色違いのものであるときは明るい環境に対象物を出してください。照明を普通より少し明るめにすると見やすいです。また、より鮮やかな色の方が区別がつきやすいです。
●自信を持たせる
色覚異常の子は時にはからかわれたりすることもあります。
ですが色覚異常は見え方が違うだけで、健常者よりも劣っているというわけではありません。
『あなたは見え方が違うタイプの人。でも悲観せずに色の見分け方を覚えていけば困らない』ということを教えてあげてください。
運転免許の取得の際には検査が必要ですし、飛行士にはなれませんが、色覚異常で面倒なことはそれほど多くありません。
(Photo by http://www.ashinari.com/)
著者: カラダノート編集部