育児
子どもがかかりやすい3つの口内炎
頬の内側や唇の内側にできる炎症を口内炎と呼んでいます。子どもがかかりやすい口内炎を見ていきます。
●アフタ性口内炎
最もメジャーなタイプの口内炎で、子どもだけではなく大人にも見られます。うっかり口を噛んでしまった時、口の中が不潔になっているときなどにアフタ性口内炎は現れます。
口の中を清潔にしておけば、1週間程度で自然と治るものがほとんどです。味の濃いものを食べないようにすれば、痛みもそれほどありません。
●壊死潰瘍性口内炎
風邪を引いたあとや、インフルエンザの治りかけのときなどにみられる口内炎です。よだれが出やすいのがアフタ性口内炎との違いです。
抵抗力が落ちているせいで、口の中に細菌が蔓延して口内炎を起こします。風邪やインフルエンザをしっかり治し、抵抗力をつけることが治療となります。
●カンジダ性口内炎
乳児によく見られる口内炎です。栄養不良などが原因で、口の中に白いカビのようなものが付着します。
アフタ性口内炎や壊死潰瘍性口内炎とは異なり、痛い、染みるなどの症状はあまりありません。
カンジダ性口内炎もアフタ性口内炎と同じように口の中を清潔にして治療します。抗菌剤の投与も行います。
いずれにしても、口内炎が何らかの大きな病気の症状であることは少なく、自然と軽快するものがほとんどです。
ただし、あまりにも頻繁に口内炎ができる、口内炎が常に出来ている場合は一度病院で検査を受けた方がよいです。
(Photo by http://www.ac-illust.com/)
著者: カラダノート編集部