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気になる病気・症状

PM2.5(微小粒子状物質)とは?


昨今、ニュースや新聞で毎日目にするPM2.5(微小粒子状物質)。

大気汚染は健康被害などに影響しそうですが、実態はどんなものなのでしょうか?


・PM2.5の正体

PM2.5とは、大気中を漂う2.5㎛(1㎛=0.001mm)以下の粒子の呼び名です。

従来、環境省から対策を続けてきたSPMという10㎛以下の浮遊粒子状物質に比べてもPM2.5粒子の小ささが分かります。

髪毛の太さに対して1/30の大きさを持つPM2.5は鼻や口から人体に侵入、肺の奥深くや肺胞まで到達するため、肺がんや呼吸器系疾患、循環器までの影響が懸念されています。


・PM2.5を排出するものは?

PM2.5を含む粒子状物質の排出には2パターンあります。

・物の燃焼によって直接排出されるもの

・もう一つは硫黄酸化物、窒素酸化物、揮発性有機化合物などのガス状大気汚染物質が大気中で化学反応を起こして粒子化されたもの

発生源は、煤煙を発生する焼却炉、ボイラー、またコークス炉や自動車、船舶、航空機などがあります。これらの中でもディーゼル車の排気ガスに含まれるディーゼル排気微粒子はPM2.5全体の大部を占めているとする研究もあります。

例えば東京都では2003年からディーゼル車の排ガス規制が行われ、一定の効果をあげていますし、他の自治体も同様の対策を取っています。規制導入となった当時の石原都知事による記者会見でペットボトルに入った黒い物質が公開されたのを覚えている方も多いと思います。


・PM2.5はマスクを通り抜ける

一番の予防は「外に出ない」ということですが、学校や会社勤めの方にとってはそれは無理と言えます。

では花粉症予防などに使われているマスクはどうでしょうか?実は花粉症予防のためのマスクは、PM2.5のように小さな物質は通り抜けてしまいます。

PM2.5を防げる微粒子用の専用のマスクもありますが、まだ手には入りにくい状態です。しかし、専門家の意見では、花粉症用のマスクでも、しないよりはマシという見解ですので、花粉予防と共にマスクは利用していきましょう。


大気汚染は、深刻化するまでなかなか気づきにくいものです。

ニュースや地域で管理されている情報、国からの発表などに注意を向け、汚染物質から身を守りましょう。


(Photo by //www.flickr.com/photos/nakisuke/3375193815/sizes/m/in/photostream/)

著者: タケ211さん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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