カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 関節痛・腰痛 >
  3. 関節リウマチ >
  4. 検査・治療 >
  5. リウマチにまつわる知っておきたいこと 症状や原因に関すること

関節痛・腰痛

リウマチにまつわる知っておきたいこと 症状や原因に関すること

リウマチの末期症状は骨と骨がくっつきます。

すでに関節としての役割は果たせなくなっており、形も大分いびつになっています。

膝の骨にしても指の骨にしても、自分の力で以前のように動かすことは不可能です。

 

●末期のリウマチになる人は3割?

リウマチには2タイプあると言われています。

まず1つが軽度のまま小康状態を保っていくタイプ、そしてもう1つが症状が進行するタイプです。

軽度のまま小康状態を保つタイプがリウマチ患者の7割と言われています。

そして残りの3割は症状が進行するタイプということになります。

このことから、3割の患者は末期のリウマチになる『可能性』があると言えます。

 

●必ずしも末期リウマチになるわけではない!

注意したいのは『進行するリウマチ』が『末期リウマチ』に必ずつながるわけではないということです。

確かに軽度のまま小康状態を保つタイプに比べると末期リウマチになる可能性は圧倒的に高いです。

ですが早期発見で進行を遅らせることは出来ます。

万が一進行するタイプのリウマチだったときのためにも、早期発見は大事なポイントと言えるでしょう。

 

●進行性リウマチの治療は?

進行性のリウマチの治療は症状を進行させないことにつきます。

疼痛管理などストレスを緩和させて少しでも暮らしやすさを向上させること、そして初期から中期へ、中期から後期へとステージを悪化させないことが重要です。

気付いたのが遅く、すでに日常生活に影響を大きく及ぼしている場合などに手術が行われることもあります。

 

リウマチも早期発見がカギ!リウマチに早期発見が重要な2つの理由とは?

基本的に病気は早期発見することが大切です。リウマチも早期発見が重要とされています。リウマチを早期発見することが大切な理由を紹介いたします。

 

リウマチの早期発見

リウマチも早期発見が重要とされ、初期の症状として『朝のこわばり』『腫れや痛み』などがあるので、関節がおかしいなと思ったり、朝、体が急に動かなくなったりしたときは早めに病院に行くことをお勧めします。

リウマチを早期発見することが大切な理由として以下の2つ、「寿命」と「生活動作」を紹介します。

 

リウマチ患者の寿命

実はリウマチ患者は寿命が短いと言われることがあります。というのも免疫抑制薬などを使っていると全身の免疫が落ちてしまい、感染症にもかかりやすくなるからです。日本人の場合、2006年の東京女子医科大学の研究によって男性の平均寿命は70歳、女性は69歳ということがわかりました。健康な人での平均寿命は男女とも80歳くらいですので、平均よりはやはり短いです。特に日常生活を送るのも難しいほどの重度のリウマチだと寿命は10年短くなるとも言われています。このことから、できるだけ早くリウマチを見つけることが大切と言えます。

 

リウマチ患者と生活動作

リウマチを早期発見した方がいい理由のひとつが生活動作というものです。家事をしたり、仕事をしたり、というのも生活動作の一つです。リウマチは進行すればするほど生活動作に支障をきたします。本格的に生活動作に問題が出る前に発見できれば、症状を食い止めることもできるのです。

 

早期発見によって、完治する病気も少なくはありません。例えば日本人の死亡率のトップ3に常に入っているがんなども早期発見することで、入院期間や治療費などの問題を大きくせずに済みます。リウマチも早期発見を目指しましょう。

 

重金属(有害金属)が溜まっていませんか?

重金属(有害金属)が体内へ蓄積されるという現象をご存知でしょうか?

 重金属(有害金属)には、アルミニウム、カドミウム、鉛、水銀などがあります。ミネラル不足やストレスが原因でそれらを体外へ排出することが難しくなります。

 

食べ物、排気ガス、特定の調理器具などに含まれる重金属(有害金属)が体内へ蓄積すると酵素の働きの邪魔をし、アレルギー、全身倦怠、動脈硬化など様々な不調を引き起こします。

 

そして、免疫システムへも作用し、結果的に関節痛やリウマチとして発症する場合もあります。

 

現在ではあまり使われていませんが、歯科治療では歯の修復材料としてアマルガムが使用されていました。アマルガムに含まれる水銀などが溶け出し体内へ吸収されるケースも考えられます。

不安な方は一度、歯科で診てもらうことをおすすめします。

 

また、重金属(有害金属)の蓄積量の検査、及び解毒は、キレーション治療を行っている医療機関で受診が可能です。キレーション治療とは、キレート剤を点滴し血管内で重金属(有害金属) を掴み取り、尿中排出させる方法です。

 

この時、必要なミネラルも同時に排出されてしまうため、サプリメントなどで補う必要があるとされています。

 

重金属(有害金属)の予防策

日常生活における予防策としては、ビタミン、カルシウム、鉄、セレニウム、亜鉛、マグネシウムなど、ミネラルの摂取を心がけることです。食事やサプリメントから上手に補いたいですね。

 

治りにくい…悪性リウマチ

血管炎などの関節以外の症状を併発していて難治性や重篤なものを悪性リウマチといいます。

 

・どのような症状がみられるか

大きく分けて3つの型に分けられます。

 

全身性動脈炎型

中・小動脈の病変があり発熱や心膜炎、神経炎など全身の血管炎症症状が急激に出現しますので重篤化しやすく、予後不良になることが多いです。

 

末梢動脈炎型

内膜の繊維性増殖を引き起こし爪の周囲の血液のつまりや皮膚の潰瘍などがみられます。

全身性動脈炎型に比べると非常にゆるやかに進行します。

 

肺増臓炎型

間質性肺炎や肺線維症を併発します。

 

・治療方法

患者さんの症状や重症度に合わせた治療が行われます。

原則としては関節リウマチの治療を継続することとし、それに加えて併発している症状の治療を行います。

 

全身性動脈炎型の場合は副腎皮質ステロイドの投与が行われ、治療の効果がみられない場合は免疫力を低下させる薬を追加で投与するか、ステロイドの増量を行います。

 

末梢動脈炎型や肺臓炎型の場合は少量のステロイドが用いられますが、急速に症状が進行している状態のときは全身性動脈炎型と同じ内容で治療が行われます。

 

皮膚の潰瘍や神経炎に対しては血液を固まりにくくする薬や血管を広げる薬などが使用されます。

 

リウマチ患者は糸球体障害に要注意!

関節リウマチに対して最も一般的な治療法の一つとして薬剤治療があります。

ですが、リウマチ治療薬の中には腎糸球体に障害を引き起こすものがあることが分かっています。

 

糸球体腎炎を引き起こす可能性のある薬剤

抗リウマチ薬で糸球体腎炎(膜性腎症)を引き起こす可能性のある薬剤としては、D-ペニシラミンやブシラミン、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)があります。

糸球体に障害が起こることによってネフローゼ症候群を引き起こします。

 

ネフローゼ症候群って?

大量のタンパクが尿中に排泄されてしまいます。それによって、浮腫(むくみ)、低たんぱく血症、高脂血症をきたします。

もしネフローゼ症候群になった場合には、副腎皮質ステロイドの投与が行われることがあります。対症療法としては塩分制限や低たんぱく食、高カロリー食にして安静に過ごします。

 

こんな症状に要注意

ネフローゼ症候群ではこんな症状が出ます。

○全身倦怠感を感じる

○食欲不振

○顔や手がむくむ。全身がむくむこともあります。

○食欲不振

○下痢・腹痛

 

上記の薬剤を服用していて、これらの症状が出てきたらすぐに医師に相談しましょう。

 

まとめ

D-ペニシラミンやブシラミン、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)といった抗リウマチ薬を服用することによって腎障害が出てくる可能性があります。

これらの薬剤を投与されている患者には定期的な検査が義務付けられていますので、必ず医師の指示どおりに検査は受けましょう。

(Photo by http://www.ashinari.com/2013/01/31-375850.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-05掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

検査・治療に関する記事

リウマチ治療薬のいろいろ 効果や効能など

抗リウマチ薬アザルフィジンが処方されたときに、注意したいことがいくつかありま...

抗リウマチ薬メトトレキサート(MTX) によるリウマチ治療 特徴や効果について

免疫系の疾患である関節リウマチの薬の一つに、メトトレキサート(MTX)があり...


リウマチ栄養療法(代替療法)について!抗リウマチ薬の自己注射の注意点!人工関節置換手術とその後の生活は?

リウマチと診断されると、医師にまず言われることは、 「体重を増やさないよう...

リウマチの治療薬~薬の種類や投与の仕方など

リウマチ患者にはいくつか気を付けておきたい日常のポイントがあります。 その...

カラダノートひろば

検査・治療の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る