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鼻テープで本当にいびきは治る?

いびき改善策として手軽な鼻テープ。今回は鼻テープが本当にいびきに効果があるのかをお伝えしたいと思います。

 

効果があるかはいびきの原因による

鼻テープの効果によって、いびきはある程度改善すると言われています。

 

ある調査結果によると、鼻テープによって31%程度鼻の通気が改善するとも言われていますから、いびきに対してもある程度の効果があるのでしょう。

 

ただし、鼻テープがいびきに効果を及ぼすのは、いびきの原因が鼻炎などの「鼻の疾患」である場合です。

 

口にテープを張るといびきは治る?

口呼吸が癖になっている場合は、マウステープというグッズを使うことである程度改善が見込まれると言われています。朝起きた時ひどく喉が渇いていたりする人や、無意識に口が開いてしまっていることが多い人などは、このグッズを併用するとよいかもしれません。

 

ただし、鼻炎などで鼻が詰まっている時にマウステープを使うと息ができなくなってしまいますので、控えるようにしてください。

 

また、口呼吸の方には鼻の疾患を抱えている人が少なくありませんので、重度のいびきや睡眠時無呼吸症候群に悩まれている場合は、耳鼻咽喉科や呼吸器科等の医師に相談するようにしましょう。

 

マウステープは、ばんそうこうなどでも代用できますよ。

 

安易に手術は危ない!いびきや「睡眠時無呼吸症候群」治療の落とし穴!?注意すべき点とリスク

いびきによっては手術でいびきの治療をすることがあります。いびきや「睡眠時無呼吸症候群」の治療には様々なものがありますが、中には鼻や咽頭の粘膜をレーザーで焼き切り、原因を直接除去するというものがあります。こうした治療はやせている方で扁桃腺やアデノイドなどが原因となっている場合によく用いられるものですが、治療を受ける際には注意が必要です。

 

レーザーで切り取ってもまたすぐに再生!? 

レーザーで喉の粘膜を焼き切るような場合、手術自体は手軽に済むのですが、あくまで腫れている粘膜の一部を切り取るだけにすぎないので、手術を行っても、しばらくすると再生してくる、という場合が多いようです。

高いお金を払って手術をしたのに、早い人だと3か月程度で元通りになった、というケースもあります。

喉の疾患が原因となっている場合、完全にいびきの原因を取り除くためには、レーザーで焼き切るのではなく、原因となる扁桃腺などをくり抜く手術が必要になります。

こうした手術は全身麻酔が必要となり、入院での手術が多いようです。

 

手術のリスクとは? 

扁桃腺や喉頭蓋(のどちんこ)、アデノイド(咽頭扁桃)は人間の免疫機能の中で重要な働きをしています。

これを取り除くことはそれなりのリスクを伴う、ということをよく理解した上で手術を受けた方が良いでしょう。

 

美容外科などに設置されているいびき外来では、安易に手術を勧める場合があるようですが、そうした病院は避け、呼吸器科・耳鼻咽喉科など、きちんとした病院でいびきの解消を相談するようにしましょう。

 

睡眠時のエアチューブ装着で、いびきが完治できる!『CPAP(持続陽圧呼吸)療法』とは?

いびきや無呼吸症候群は、睡眠時に何らかの原因により(単純いびき症:ストレス・飲酒など、睡眠時無呼吸症候群:肥満による咽頭への脂肪沈着などによる)上気道が狭窄することによって生じると言われています。

 

これらの症状が睡眠時に頻繁に現れると睡眠障害を生じ、健康に悪影響を及ぼすと見られます。近年、いびきの治療として『CPAP療法』というエアチューブを鼻から挿入し、狭窄・無呼吸を改善すると言う新しい治療法が話題となっています。以下では、その詳細について見て行きたいと思います。

 

CPAP療法とは? 

CPAP療法とは、CPAP装置本体からエアチューブ、鼻マスクを介して気道内に圧力をかけ、気道の閉塞を防ぐことにより、無呼吸を取り除くという療法です。夜間の睡眠時に装着し使用します。有効性の報告としては、重症例の閉塞型睡眠時無呼吸症候群においてCPAPによる治療群と無治療群を比較した場合、CPAP治療群のほうが明らかに予後が良いという報告があります。

 

<治療効果>

◆無呼吸、低呼吸、いびきの改善

◆血液ガスの改善

◆睡眠の質の向上

◆日中の眠気などの改善

◆高血圧や狭心症など合併症の改善

 

<チューブ・マスクの種類について>

CPAP機器の種類としては、従来から使用されている『固定CPAP装置』と、いびき・無呼吸を消失できる圧力を自動的に設定する『オートCPAP装置』があり、この場合、空気の漏れ・使用時間・使用時のAHI(1時間あたりの睡眠時無呼吸低呼吸回数)などが記録されるようになっています。以下は固定CPAPについての詳細です。

 

◇固定CPAP装置について

大きく分けて、1)通常の鼻マスク、2)鼻孔タイプ、3)フェイスタイプのマスクがあります。

 

1)鼻マスクタイプ

シリコン製のクッションで鼻を覆うタイプのマスクで、最も一般的なマスクです。

 

[メリット] 頭部固定装具(ヘッドギア)によってマスクがしっかり固定され、睡眠時に外れにくくなっている。

[デメリット] 空気漏れが起こらないよう(気道に圧力がかかるよう)、ヘッドギアをきつく締めると、鼻の周囲に皮膚炎を起こす可能性がある。

 

2)鼻孔タイプ

シリコン製のエアチューブを鼻腔に直接差し込むタイプのマスクで、近年複数のメーカーから供給されるようになっている。

 

[メリット] 鼻マスクタイプより寝返り時にやや外れやすいという欠点があるが、ヘッドギア部が改良されたことにより、性能は上がっている。

[デメリット] 継続使用すると鼻腔粘膜に炎症を起こす場合がある。

 

3)フェイスマスク

通常の症例では使用しないが、空気漏れがひどい場合に使用される。

 

[メリット] 5点を固定するタイプのものであるため、装着時の安定感が高い。

[デメリット] 装置がかさばるため、装着自体がストレスとなる。

 

上記のように、マスクには様々なタイプのものがあり、使用する人の特性に応じて(寝返りが多い、皮膚が弱い、体が不自由など)選ぶことが出来る点は魅力ですが、マスクの装着自体が気になり寝られない・ストレスになるなどの例も多く、長期間の使用に関して改良が望まれているのが実情のようです。

 

いびきは身体に様々な負担をかけている?いびき治療のすすめ

いびきを抱えている人は大変多いと言われています。しかしその中で治療を受ける人の割合は少ないそうです。原因と対処法をまとめてみましたので見ていきましょう。

 

そもそもいびきに気づいていない

いびきは自分ではなかなか気づかないもの。同居の家族がいてもよほど激しいいびきで無い限りは指摘しないケースもあるそうです。一度寝ている間の音を録音してみてはいかがでしょうか?録音によっていびきをかいているかどうか、その程度や頻度の記録がわかれば医療機関に受診する際にも便利です。

 

いびきを深刻に考えていない、病気だと思っていない

いびきをかいていることは知っていても、気に留めずそのままにしている人は多いのではないのでしょうか。しかしいびきは眠りが浅くなることで昼間に眠くなるだけでなく、身体に様々な負担をかけています。日頃の不調の原因に“いびき”の可能性があることを意識しましょう。いびきが高血圧症などのリスクを上げることもわかっています。

 

治療でいびきが治ると考えていない

昔からいびきをかいている人は、自分が元来そういう体質なのだろうと思い込んでいる場合があります。たしかにいびきを元々いびきをかきやすい骨格や体格の人はいますが、きちんと治療法もあるのです。

 

どこで診てもらえばいいのかわからない

いびきは耳鼻咽喉科、呼吸器科、口腔外科などで受診可能です。また最近ではいびきや睡眠時無呼吸症候群を専門に扱う“いびき外来”も増えているので、まずは近くにいびき外来を行っている医療機関がないか調べると良いでしょう。

 

「たかがいびきだし…」と思わず、気になる場合は、積極的に発見・治療が大切です。

 

口呼吸だといびきをかきやすい?睡眠時無呼吸症候群のリスク

口呼吸をしていると、口内の上部にある軟口蓋などが緊張して閉じるため、この部分が音を立ていびきをかきやすくなります。さらに風邪などによって喉や気道が炎症を起こしやすいため、いびきや、そこから発展する睡眠時無呼吸症候群のリスクも高いと言えます。

 

日本人はいびきをかきやすい!?

欧米に比べて、日本人はいびきをかきやすいと言われています。

一般的に鼻呼吸は授乳によって定着するのですが、日本は欧米に比べて授乳期間が短いため、鼻炎などの疾患がない場合でも、口呼吸が定着してしまいやすいのです。

 

また、骨格などの面から見ても、日本人の下顎は欧米人に比べて小さいため、気道が圧迫されやすく、いびきをかきやすいと言えます。

 

呼吸を治せばいびきも治る?

いびきの原因や程度にもよりますが、ある程度改善は見込まれます。睡眠時の改善方法としては、専用のテープなどグッズもありますが、ばんそうこうなどで口を止めることで代用出来るそうです。

 

ただし、単純に癖になっているのではなく、鼻炎などの病気が原因で鼻呼吸ができない場合、耳鼻咽喉科等の診断を受けるのが適切です。特に鼻で呼吸ができないほど鼻づまりが酷い場合、ばんそうこうなどで口を止めるなどの方法は厳禁です。

 

ご自身の健康状態に応じて、柔軟に対応するようにしましょう。

 

ツボ押しでいびきは治る?

ツボ押しがいびきに効果があることをご存知ですか?いびきの原因にもよりますが、いびきに有効なツボはいくつか知られています。ご紹介しましょう。

 

上星(じょうせい)

額の中央、生え際から1センチ上の部分。

温熱灸を使用して刺激する。

 

印堂(いんどう)

眉間の中心。優しく指圧する。

 

迎香(げいこう)

小鼻の両脇。指先で回すようにマッサージする。

鼻水・鼻づまりに有効。

 

天突(てんとつ)

左右の鎖骨の真ん中の、少しくぼんでいるところ。

ゆっくりと、優しく指圧する。

 

内関(ないかん)

手首の内側、しわのあたりから、肘に向かって指二本分のあたり。

少し強めに指圧する。 

 

いずれも鼻や呼吸器、内臓などに効果のあるツボです。指圧であれば気軽にできますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

 

ただし、それでも効果が出ないような場合、重い(最悪の場合、「睡眠時無呼吸症候群」の可能性もある)ものと思われますので、医師への相談が必要です。

 

(Photo by http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-10掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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