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女性のカラダの悩み

生理痛はなぜ起こる?どうすればラクになる?原因と軽減法をご紹介!

生理痛に悩まされている女性は多いのではないでしょうか?

ここでは生理痛のメカニズムと、いろんな対策・軽減法をまとめました!

 

生理痛のメカニズム

毎月生理痛に悩まされているけれど、そもそも生理痛がなんで起きるのかわからないという方もいるかもしれません。

まずは生理痛という敵を徹底的に知ってみるとその対処法も見えてきます。生理痛のメカニズムを徹底解説します。

 

1:プロゲステロン

女性は生理周期に合わせて出るホルモンが大分違います。エストロゲンとプロゲステロンというホルモンが1か月の中で量を変えながら分泌されています。

エストロゲンは生理終了から排卵日までに多くなっていきます。排卵日がもっとも分泌量が多いです。

 

一方のプロゲステロンは、排卵日から月経まで多く分泌されるホルモンです。プロゲステロンの分泌が多いとイライラしたり頭痛が起きたり、だるさに悩まされます。

 

生理痛にカウントしない方もいますが、生理に関する痛みの一つである月経前症候群は、プロゲステロンの分泌というメカニズムがあります。

 

2:プロスタグランジン

生理痛の代表ともいえる下腹部の痛み、めまいなどは、プロスタグランジンという物質とその働きがかかわっています。

 

プロスタグランジンは子宮をキュッと締めて経血を外に出す役割をになっていますが、同時に収縮が強すぎる場合には痛みを発するというデメリットも持っています。

プロスタグランジンの量は人によって違うので、生理痛にも個人差が出るのです。

 

3:圧迫とうっ血

生理中は血液の流れが悪くなっており、むくみやすいというのも特徴です。血液が流れないことによって生理痛が起きることもあります。

 

このメカニズムに関しては割と解消しやすい部分でもあり、食事や運動に気を付けると、うっ血による重い感じはなくなります。

 

以上のように、生理痛のメカニズムには月経前症候群に関わるプロゲステロン、生理中の子宮収縮に関わるプロスタグランジン、そしてうっ血が関係しています。体のことを知っておくと、生理痛の対処にもきっと役立つことでしょう。

 

生理痛と糖分(甘いもの)の関係は?

糖分、特に白砂糖の摂り過ぎが生理痛を悪化させるという話を聞いたことはありませんか?いっぽうで生理前や生理中は、無性に甘い物が食べたくなる人もいます。

糖分と生理痛の関連はあるのでしょうか。

 

糖分の摂り過ぎが体のバランスを乱す

糖分にはミネラルやビタミンの吸収を阻害する作用があるそうです。体の調節機能に関わるミネラルやビタミンが不足し、体調を崩しやすくなります。

 

特に、女性ホルモンの代謝と関わるビタミンB群は、体内の糖分を分解する際、多量に消費されます。その結果、女性ホルモンのバランスが乱れて生理痛が酷くなるといわれます。

 

また、精製された白砂糖は、体を冷やすといわれ、東洋医学では「陰性」に属します。やはり、糖分の過剰摂取は生理痛に悪影響を及ぼすようです。

 

生理前に甘い物を欲する理由

甘い物を食べると、脳内に快楽物質のエンドルフィンが分泌されます。生理前にホルモンバランスが変化すると、イライラや不安感が増すため、甘い物を食べて安心感を得たいと脳が要求するそうです。

 

甘い物が欲しくなったら

精製された白砂糖よりも、黒糖や三温糖などミネラル豊富な未精製のものを少量使いましょう。蜂蜜やテンサイ糖もお勧めです。ラカントなど、天然由来の甘味料も活用すると良いでしょう。

 

糖分の摂り過ぎは避けた方が良さそうですが、甘味がもたらすリラックス効果も見逃せません。糖分に配慮しつつ、上手に利用したいですね。 

 

生理痛の緩和~鎮痛剤にたよらない治療法

生理痛で悩む女性は多く、鎮痛剤などを使用し手痛みを和らげたりもします。

しかし、もっと自然なものを使って生理痛が緩和できたらいいですよね?

ちょっと試してみませんか?

 

ビタミンB1、ビタミンB3、亜鉛、カルシウム、マグネシウム

これらはズキズキ痛む生理痛や痙攣を和らげてくれます。

生理不順、生理中のイライラなど生理で起こる不調は、ほぼこれで改善できます。

 

ビタミンB1・・・豚肉、レバー、チーズ、にんじん

ビタミンB3・・・マグロ、かつお、アジ、さんま、レバー、とり胸肉

亜鉛    ・・・牡蠣、うなぎ、レバー

カルシウム ・・・牛乳、小魚、チーズ、こんぶ

マグネシウム・・・ゴマ、あおのり、ひじき

 

控える食材

砂糖、塩、カフェインは生理痛をひどくすることがありますので、控えましょう。

しょうがなどの身体を温める食品を積極的に食事に取り入れましょう。

 

体を温める

湯たんぽやカイロを利用して腹部は温めましょう。

低温やけどに注意し、じんわり温かいという程度で温めましょう。

腰の生理痛は冷やしたほうが楽になることがありますが、お腹は冷やさないようにしましょう。

 

適度な運動

生理中はあまり動きたくないですよね?

しかし体の血流が滞ると痛みが増します。生理からくるズキズキとしたおなかの痛みには運動が最適です。

ウォーキングやストレッチなどの激しくない運動がオススメです。

 

ハーブ療法

カモミール、ローズヒップ、フェンネルなどが入っているハーブティーなどが生理痛が良いですね。

リラックス効果も期待できますので、体質改善にも効果的です。

 

リラックス療法

生理痛を緩和するには、リラックス・ノンストレス・休養が大切です。

生理痛はスケジュールをあまり過密にせず、ゆったりとすごせるような工夫をしましょう。

 

自然の力で生理痛になりにくい体を目指しましょう。

どうしても体が辛いときだけは、鎮痛剤を使用してみるのもいいですね。

 

マッサージで生理痛を緩和しよう!

マッサージには生理痛にどんな効果があるの?

生理痛にはさまざまな原因がありますが、マッサージで改善できる原因はうっ血による生理痛です。

マッサージで生理中に分泌されるプロスタグランジンなどの痛み成分をどうにかすることは出来ませんが、子宮や骨盤付近の血液の流れを変えて体を楽にすることは可能です。

特にむくみがひどい、足や腕が重苦しい感じがするという方にはマッサージはおすすめです。

 

生理痛改善のマッサージ方法

生理痛に効くツボを押しながらのマッサージもしくはアロママッサージが有効です。

生理痛のツボの中でも特に大事なのは仙骨の両脇にあるツボです。まずはお尻の上の仙骨を探してください。

次に、仙骨の両脇を指で探ると4つのくぼみがあるので、そのくぼみをぎゅーっと押します。

力をゆっくりかけるようなイメージ、押して響くようなイメージです。

アロママッサージではリラックス効果のあるアロマオイルもしくは自分の好きな香りのアロマオイルで、下腹部を時計回りにマッサージします。

 

ほかの対処法との併用もOK

生理痛の対処法には運動や食事などさまざまなものがありますが、マッサージはそのいずれと併用してもOKです。

よほど生理痛がひどくて動くことすら不可能というとき以外はマッサージを定期的に行ってみるとよいでしょう。

 

生理痛の対処法のひとつにマッサージがありますがマッサージの効果は生理中の体のうっ血を防ぐというものです。

仙骨のツボを押すマッサージやアロママッサージがおすすめです。

 

生理痛の辛さは世界共通!海外の生理痛対策

生理痛で苦しんでいるのは、日本の女性だけではありません。海外の女性たちは、どのような生理痛対策をしているのでしょうか。

 

欧米では、薬と低用量ピルの服用が基本

欧米では、低用量ピルを服用する女性がとても多いといわれます。宗教的に妊娠中絶が許容されない文化もあるので、確実な避妊方法として、低用量ピルが浸透しているという事情もあります。

鎮痛剤の服用も多く、痛みが強いごく限られた時期のことだから…と、積極的に服用し、生理中も活動的に過ごしているようです。

 

サプリメントやハーブを活用し、体を温める

フランスでは、昔からフラバンジェノールという成分が配合されたサプリメントが生理痛対策に使われています。これは、日本でも「フランス海岸松エキス」として配合されているサプリメントが手に入ります。松の木の樹皮から抽出した成分で、強い抗酸化作用をもち、体の調子を整える働きがあるそうです。

 

韓国では、ヨモギの蒸し風呂で下半身を温め、生理痛を軽くする方法が知られています。

アメリカでもジンジャーティーを飲み、生姜の力で体を温めます。

ドイツでは、薬草としてのハーブに注目した「メディカルハーブ」が活用されていて、生理痛や生理不順を解消するハーブをブレンドしたお茶が人気です。

 

ハーブやサプリメント、低用量ピルの使用など、参考になる方法がたくさんありますね。試してみてはいかがでしょうか。

 

生理痛を軽くしたいなら、やめた方がいい習慣

重い生理痛を何とかしたいけれど、あれこれグッズを買ったり、新しいことを始めるには腰が重いなら、今の生活習慣を見直しましょう。

何かを「始める」のではなく、生理痛に良くない習慣を「やめる」だけで、きっと改善するでしょう。

 

喫煙

やめたい習慣のトップが喫煙です。タバコに含まれるニコチンが血管を収縮させ、生理痛の大敵、血行不良を引き起こします。

生理痛緩和のために低用量ピルを服用したいなら、禁煙は必須です。低用量ピルと喫煙は、どちらも動脈硬化など血栓症のリスクを高めます。喫煙量が多い人には低用量ピルを処方しない病院もあります。

 

夜型生活

ホルモンバランスの安定には、質の良い睡眠が欠かせません。特に、夜22時から深夜2時までの睡眠が、重要です。

夜にぐっすり眠り、朝日を浴びることで、体内時計が正常に働き、自律神経が安定します。

なかなか寝付けない人は、寝る直前までパソコンや携帯、テレビの画面を見ていませんか?神経が興奮するので、眠りにつきにくくなるそうです。

 

冷たい飲み物

キーンと冷えたビールに、氷をたっぷり入れたアイスコーヒーをゴクゴク…これでは、体を内側から冷やしてしまいます。

熱い飲み物がつらい夏場でも、せめて氷は入れずに。エアコンが効いているなら、温かい飲み物にしましょう。

 

例に挙げた生活習慣は、健康や美容の大敵でもあります。これらの習慣を思い切ってやめれば、生理痛も軽くなり、美しく健やかになれるかもしれません。

 

病院へ行く、という生理痛対処法

生理痛がひどくて動けないという人は、一度は病院に行ってしっかりと診てもらう必要があります。

しかし、生理痛が耐えられないというほどではないけれど辛い、という症状は、病院に行くべきかどうか迷ってしまいます。

 

生理痛は我慢できなかったら受診

生理痛の痛みや苦痛が毎月の恒例行事のようになってしまうと、我慢することに慣れていってしまいます。市販の薬などを使って症状を緩和させても、痛みがあることに変わりはありません。

 

そのため、「今自分はこの痛みを我慢している」と思ったら病院を受診するべきです。もちろん我慢の限界は人によって違いますから、人がみんな同じ痛みのタイミングで受診するわけではありません。

 

気を付けるべきは普段から我慢強い人で、生理痛での我慢強さは必要ないということを覚えておきましょう。

何もなくて受診しても損になるわけではありません。

 

受診したほうがいい理由

生理痛の症状の強さの裏には、婦人科系の疾患が隠れている可能性があるからです。

特に婦人科系の臓器の疾患は初期症状がほとんど自覚できないものばかりで、その中で生理痛の症状の出方は、婦人科系の疾患を早期に発見する重要な基準になります。

もし生理痛のつらさが何かの疾患の症状だったと後でわかったら、それこそ取り返しのつかないことにもなり得ます。

 

いつ受診する?

生理痛の症状が出ている時でも、普段時間が取れたときでも、病院を受診するタイミングはいつでもいいとしている病院が多いです。

しかし、内診することを考えると生理の時期をはずし、できれば生理前の時期に行くとよいでしょう。

 

内診は下着をとった状態で膣や子宮、卵巣を診察しますので、スカートなどで行くとよいです。

ただし、問診では生理の周期や生理痛の症状などを詳しく聞かれますので、あらかじめ伝えたいことや細かい症状を整理しておくとよいでしょう。

 

生理痛の辛さに不安に感じているならば婦人科を受診した方がよいです。

そういった精神的な不安が生理痛を悪化させていることもあります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/

著者: honpoさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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